クロムの備忘録的ダイアリー

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Z8新ファーム Ver.2.00の鳥認識AFについて、その3

2024年02月12日 17時54分25秒 | カメラ
今回は飛びもの撮影で殆ど行ったことのない渡良瀬遊水地に行ってみました。
最初に鷹見台で猛禽をどの程度追尾するか試してみました。
最初にやってきたのはコウノトリですが、これは大きいので流石に楽勝。
この日はトビやノスリが多かったですが、サイズが大きめなので問題ないようです。
青空バックだとかなり小さくても認識してくれます。
旧ファームで不満だった鳥が小さいと認識してくれない問題はかなり改善しているように感じます。

テスト中、突然黒っぽい小鳥が視野に入ってきたので咄嗟に追いかけるとアカゲラでした。
かなり小さくて旧ファームでは追尾しなかったでしょう。
このときはここまで鳥のサイズが小さくとも認識するようになったのだ、と感心しました。

夕方はハイイロチュウヒを狙いました。ただ距離も遠いし暗いのでかなり苦戦しました。鳥の周りの枠線が点いたり消えたり、あるいは認識しないこともかなりありました。やはり暗さには弱いようです。
そんなわけで夕方のハイチュウには苦戦しましたが、明るいうち野鳥追尾はまずまずかと思います。それでもOM-1の方が小さい野鳥の認識率は高いように感じました。

コウノトリは大きいので問題なし。ただしピントが瞳にこないこともあります。


背景が込み入っていますが、野鳥のサイズがこのくらいだと認識します。

視界に入ってきた小鳥をとっさに連写。1点指定AFだと撮れませんでした。
上画像のトリミング+コントラスト調整。アカゲラでした。


突然飛んできたハイタカ。これも1点指定AFだと撮れなかった可能性大。


夕暮れのハイイロチュウヒは私には難しいです。
シャッター1/500秒以下、絞りF5.6、ISO感度は1万以上になっていました。
この条件では鳥認識が働くときとそうでないときがあります。

いわゆるAFの食いつきですが、これはもう少し頑張って欲しいシーンもありました。一度見失ってもリカバーはしてくれますけどね。

私は普段猛禽は殆ど撮らないのでZ8の新ファームが猛禽カメラマンの要求水準を満たしているのかどうか判断できませんが、旧ファームからかなりの進歩が見られますので、かなり歓迎されると思います。
ニコン社のファームアップに積極的な点はとても好感が持てますね。


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