近衛使代列の残りの紹介をまとめてしたいと思います。
前回の最後に御幣物を司る内蔵寮史生(くらりょうのししょう)まで記述しました。
前回の最後に御幣物を司る内蔵寮史生(くらりょうのししょう)まで記述しました。
馬寮使(めりょうつかい)
神社で行う走馬の担当者で左馬允。六位の武官です。
御馬。走馬ともいい神前で走らせ、神々にご覧にいれる馬です。2頭います。
馬を引いている4人は内蔵寮の馬飼。
牛車。俗に御所車と言われ、平安朝以来用いられました。
牛車の先頭で曳縄を持つのは牛童(うしわらわ)。
牛車に藤や紅梅、白梅、杜若などの造花で美しく飾ることを風流と呼びます。
交代用の牛。
和琴(わごん)
六弦の琴で御物、河霧。神前での奏楽に用いられます。
舞人(まいうど)
歌舞に練達し、東遊(あずまあそび)を舞う五位の武官。6人います。
東遊とは神事用の歌舞で、東国の民間舞踊が平安時代から宮中や神社で行われるようになったもの。
舞人の沓部。
歌舞に練達し、東遊(あずまあそび)を舞う五位の武官。6人います。
東遊とは神事用の歌舞で、東国の民間舞踊が平安時代から宮中や神社で行われるようになったもの。
舞人の沓部。
馬がした粗相を掃除する係もいました。
近衛使代(このえつかいだい)
行列中の最高位の人物。四位の近衛中将が務めるが祭りには代理が参加する。
近衛使代の馬は馬具や飾りも豪華。
近衛使代の替え馬。
風流傘(ふりゅうがさ)。祭りを豪華にするための飾り傘。
陪従(べいじゅう)
近衛府五位の雅楽を奏する武官。琴、笏拍子、付歌、笛、篳篥(ひちりき)、琴持ち二人の7人。
近衛府五位の雅楽を奏する武官。琴、笏拍子、付歌、笛、篳篥(ひちりき)、琴持ち二人の7人。
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