川中島古戦場公園

戸隠の帰りに長野IC近くの川中島古戦場公園に寄ってみました。
ここは数年前まで八幡原史跡公園から名称が変更になりました。
道路標識などは旧名のままの物もあり、少し混乱しました。
公園には名称の由来となった八幡社、信玄と謙信の一騎打ち像、市立博物館、芝生広場、東屋などがあります。
古戦場というイメージは感じられませんが、気持ちの良い芝生広場で往時に思いを馳せるのも良いかもしれません。

Nikon Z7 + Tamron 18-400mm F3.5-6.3

古池

古池は種池のすぐ近くにあります。

名前の印象とは異なり中部電力の水力発電用の人工池です。この点、神事も行われる天然の種池とは異なります。

池にはキンクロハジロとカルガモが泳いでいました。

池の畔には水の流れる湿地帯があり、水芭蕉、リュウキンカ、ニリンソウなどが咲いていました。

黒姫山に連なる平地は水芭蕉やミツガシワで覆われるそうです。

また東山魁夷の「沼」の舞台になったとのことです。

古池、種池をあとにして昼食は名物の戸隠そばを頂きました。

種池

戸隠観光の最後にちょっとマイナーな古池＆種池に向かいました。

県道沿いの小さな駐車スペースから笹薮の中を歩いていくと最初に種池が現れました。

池の手前にはイチリンソウが咲いていました。

種池は湖面の多くをミツガシワが埋め尽くしていました。周囲は新緑に囲まれて静寂に包まれています。

戻る際に藪の中を何かが動いているので、見るとアナグマが移動していきました。

アカゲラの営巣

宿の主人にアカゲラの営巣情報を教えてもらったので確認に行ってみました。

白樺の幹に穴が空いており、待っていると虫を咥えた親鳥がやってきました。

見ているとだいたい10分間隔で餌を運んでいるようでした。

親鳥は穴の中に入ってしまうので雛の姿は確認できませんでした。

また穴から出ていく時は食べ残しなどを外に運び出しているようでした。

E-M1 markII＋Leica 100-400mm f4-6.3

早朝の戸隠森林植物園

朝食の前に森林植物園を散策しました。

前日奥社からの帰りに通ってみた際に雰囲気の良い場所だったので、朝の澄んだ空気の中でもう一度深い森の中を歩いてみたいと思いました。