季節風~日々の思いを風に乗せて

喜寿になったのを機に新しいブログを始めました。日々の思いをつぶやきます。

十二月

2020-12-10 17:30:40 | 俳句
 特に急ぎの仕事があるわけでもないのですが、なんとなく気ぜわしいこの時期。
 今週は清掃週間と決めました。もともと掃除担当なのですが、日々の掃除だけではなかなか行き届かないところがあります。
 まだ抜けぬマリーゴールド冬温し 
 一日目は庭。今年はいつまでも小さな花壇にマリーゴールドが咲き続け、抜くわけにもいきませんでしたが、さすがにつぼみも少なくなってきたので抜くことにしました。門の外に咲いて子どもたちの登校を見守っていた菊も枯れました。抜くと花びらが落ちかすかに香りました。
 枯菊を焚くや寂聴読みし後
花壇には例年通りビオラを植える予定です。
 二日目は一階の窓掃除。庭にステップ脚立を立てお盆の前に拭いて以来の小窓から始めました。家の周りを一周した後は、室内からガラス磨き用のスプレーを吹きかけながら行いました。三日目は二階の窓。特に風呂の内側のガラスが汚れていました。洗面所の鏡や妻の姿見…。
 拭き上げし窓それぞれに冬の空
 四日目は妻が刺繍教室に出かけたので台所の掃除。1時間半程度の予定でしたが3時間。コンロ台はもとより冷蔵庫、シンク・・。ここで一番役立ったのが研磨洗剤付きのキューブでした。よく汚れが落ちるのですが、何しろ4センチほどの大きさなので落としきるのに時間がかかりました。また、喪中の葉書が届きました。
 十二月妻より届く喪の葉書
 一通目も二通目も、今年年賀状を交換した友人の奥様からでした。掲句ではその点がうまく伝わらず推敲中です。それにしても一人は10年近く同じ学校で勤務した高校時代の後輩、もう一人は小学校から高校まで一緒でもう10年近く会っていなかった友人。辛い年末です。
 四日目は妻がまとめておいた廃棄物を清掃センターに運びました。年末の土日ともなれば、清掃センターには入構の順番待ちの車が道路まで長い列を作ります。前日の天気予報は午前中小雨、案の定空いていました。ごみの分類がさらに細かくなり、鉛・剣山などの捨て場所も設けられていました。先日NHKの「プロフェショナル」―街に出されたごみの収集員の方が紹介されていましたが、市の清掃センターにも一人一人が持ち込む様々な品をてきぱきとそれぞれの場所へと指示する若い職員がいました。見ていて気持ちがよかった。捨てたものの重さ75キロ、500円。
 さて、あとは本の処分。先日机周りの書類を整理、45リットルの袋2杯、40キロは越えていたと思います。いざ本の廃棄となるといつも躊躇して捨てられません。今年こそはと、腕組みをして背表紙を眺めているところです。
 賢者でも闘士でもなく着膨れて


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