渡部暁が五輪直前に肋骨骨折 スキー連盟発表
ノルディックスキー複合の渡部暁斗(北野建設)が平昌冬季五輪の直前に肋骨(ろっこつ)を骨折していたことが22日、団体の競技後に明らかになった。長野・白馬で2日に行われたワールドカップの公式練習中、ジャンプで転倒して痛めた。チーム関係者によると、投薬で痛みを緩和させて出場を続けたという。渡部暁は骨折については一切口にしていなかった。
渡部暁は4位となった団体で平昌五輪の競技を全て終えた後、金メダルを目指しながら届かなかった大会を振り返り「山頂を目前にして、一回引き返さなきゃいけないかな。一度下山して自分を見つめ直し、装備を調えてもう一回登る準備をしようかなという感じ」と話していた。今大会は14日の個人ノーマルヒルで、前回ソチ五輪に続く銀メダルを獲得した。
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