悲報:東北も30℃超えで沖縄並みに暑く…新たな低気圧も発達中
気象庁によると、東北地方は8月1日にかけて、東日本と西日本では5日ごろにかけて、最高気温が30℃を上回るところが多くなる見込みで、引き続き熱中症予防や農作物管理への注意が必要だ。一方、停滞する台風12号の東の海上では、新たに熱帯低気圧が発生する見込みで、こちらも今後の行方が気になるもの。
30日午後3時現在、台風12号は屋久島の西方沖を時速15キロで南下しており、24時間後には種子島近海に到達して、北寄りに進路を変える見通しだ。
台風は次第に日本から遠ざかり、東シナ海を西に進み、来月2日から3日にかけて中国・上海に接近・直撃する見込みだが、その一方で、日本のはるか東の海上では低気圧が発達を続けており、あすまでに「台風のたまご」である熱帯低気圧に変わるものと予想される。
気象庁によると、台風12号が停滞を続ける北緯30度付近では、海面水温が27℃前後と暖かく、熱帯低気圧や台風が発達するために好都合の条件が続いている。
一方、北日本から東日本では、台風一過のあとに進んできた高気圧の影響で、気温がかなり上昇する見通しで、東北では1日にかけて、東日本と西日本では5日ごろにかけて、最高気温が30℃を超えて、ところによっては35℃を上回る猛暑日となるおそれがある。
気になるのはこの暑さがいったいいつまで続くかだが、30日に気象庁が発表した「異常天候早期警戒情報」によると、西日本では、この先2週間にわたって、平均気温がかなり高くなる確率が30%以上と、しばらく厳しい暑さが続く見通しだ。