5月26日前後に巨大地震発生か!? 月食・スーパームーン・日食が続く“超ヤバい時期”に突入、過去に壊滅的地震が連発!
月が地球に最接近して大きく見えるスーパームーン前後は、通常の満月・新月の時期よりも大地震や火山噴火が多く起きていることはこれまで何度も書いてきた。それとは別に、日食・月食の前後にはさらに多くの大地震や火山噴火が多く起きている。そしてこれらが同じタイミングで起こる時期、つまりスーパームーンと日食・月食が重なる時期こそ最も注意が必要となるが、まさにその時が5月下旬〜6月上旬にかけてやって来るのだ。
■6月上旬にかけてヤバすぎる月相
昨年末の記事で、2021年に地震に注意が必要な時期を警告しておいた。この時には、4月27日のスーパームーンもその一つとして挙げたが、実際にその4日後となる5月1日に宮城県沖でM6.8、最大震度5強の地震が起きた。これは言っ まず注目したいのは、スーパームーンと皆既月食が重なる5月26日だ。スーパームーンは1年間で平均して4.9回ほど起き、日食と月食は合わせて1年間に平均3.4回訪れる。過去に内外で発生した顕著な大地震で、スーパームーンの前後7日間に起きていたケースは162回、日食・月食の前後に起きていたケースは185回。スーパームーンの方が起きる頻度が高いにもかかわらず、日食・月食の前後の方が大地震が多いということは、やはり最も注意が必要な期間と言えるだろう。
満月・新月 < (エクストリーム)スーパームーン < 日食・月食
つまり、日食・月食の時期が最も大地震や火山噴火が多く起きている。冒頭で5月下旬〜6月上旬が要注意と述べたが、それは5月26日にスーパームーンと皆既月食が重なるからだ。しかも、この2週間後の6月10日には金環日食や新月までもが控えており。以下にわかりやすく示す。
2021/04/27:満月
2021/05/01:【地震】宮城県沖、M6.6、最大震度5強
2021/05/12:新月
2021/05/26:皆既月食、スーパームーン
2021/06/10:金環日食、新月
■スーパームーンと日食・月食が重なると本気で危険!
まず注目したいのは、スーパームーンと皆既月食が重なる5月26日だ。スーパームーンは1年間で平均して4.9回ほど起き、日食と月食は合わせて1年間に平均3.4回訪れる。過去に内外で発生した顕著な大地震で、スーパームーンの前後7日間に起きていたケースは162回、日食・月食の前後に起きていたケースは185回。スーパームーンの方が起きる頻度が高いにもかかわらず、日食・月食の前後の方が大地震が多いということは、やはり最も注意が必要な期間と言えるだろう。
さらに言えば、筆者のこれまでの研究では、スーパームーンと日食・月食が重なると、それぞれ単独のタイミングよりさらに多くの大地震や噴火が起きる傾向がある。
過去にスーパームーンと日食・月食が重なった時の前後に起きた大地震・火山噴火の例を挙げる。
1914/03/12:部分日食、スーパームーン
1914/03/15:【地震】仙北地震、M7.1、死者94人
1935/07/11:静岡地震、M6.4、死者9人
1935/07/16:皆既月食、スーパームーン
1935/07/17:【地震】台湾、M6.2、死者44人
1946/11/02:【地震】キルギスタン、M7.5
1946/11/09:部分月食、スーパームーン
1946/11/10:【地震】ペルー、M7.3、死者1400人
1953/02/12:【地震】イラン、M6.5、死者970人
1953/02/14:新月、部分日食、スーパームーン
1964/06/10:部分月食、スーパームーン
1964/06/16:【地震】新潟地震、M7.5、死者26人
1907/01/14:皆既月食、スーパームーン
1907/01/14:【地震】ジャマイカ、M6.5、死者1,000人以上
1914/03/12:部分日食、スーパームーン
1914/03/15:【地震】仙北地震、M7.1、死者94人、大仙市、最大震度7相当
日食・月食が連続するパターンも注意
さらに、前述の通り、今回は5月26日のスーパームーン・月食と、6月10日の金環日食が連続して起きるという稀なタイミングとなる。筆者の研究では、このように日食と月食が連続して起きる時期にも、大地震や火山噴火が多く起きている。以下に、その例も示しておく。
1923/03/02:【地震】フィリピン・ミンダナオ島、M7.0
1923/03/03:部分月食、スーパームーン
1923/03/17:金環日食
1923/03/24:【地震】四川省、M7.3、死者4,800人
1953/01/29:皆既月食
1953/02/12:【地震】イラン、M6.5、死者970人
1953/02/14:部分日食、スーパームーン
1976/04/29:金環日食
1976/05/06:【地震】イタリア北東部、M6.5、死者930人
1976/05/13:部分月食、スーパームーン
1981/07/17:部分月食
1981/07/28:【地震】イラン南部、M7.1、死者1,500人
1981/07/31:皆既日食
2004/10/14:部分日食
2004/10/23:【地震】新潟県中越地震、M6.8、死者68人
2004/10/28:皆既月食
2005/10/03:金環日食
2005/10/08:【地震】パキスタン地震、Mw7.6、死者約10万人
2005/10/17:部分日食
※下記の時期には過去の記事で事前に警告していたが、メキシコとパプアニューギニアで大地震が起きた。
2018/01/31:満月・皆既月食、スーパームーン
2018/02/15:部分日食
2018/02/16:メキシコ、M7.2
2018/02/25:【地震】パプアニューギニア地震、Mw7.5、死者160人
※下記の時期も過去の記事で警告していたが、日食と月食の間にカリフォルニアなどで多くの地震が起きた。
2019/07/03:皆既日食(南太平洋、南米等)
2019/07/05:【地震】カリフォルニア州南部、M6.4
2019/07/06:【地震】カリフォルニア州南部、M7.0
2019/07/06:【地震】ニュージーランド付近、M7.1
2019/07/08:【地震】インドネシア、M6.9
2019/07/14:【地震】オーストラリア、M6.6
2019/07/14:【地震】インドネシア、ハルマヘラ島南部、M7.3
2019/07/16:部分月食
このように、(スーパームーンを伴うことも多く見られるが)日食と月食が連続して起きる時には、その前後に壊滅的な被害をもたらす記録に残るような大地震が目立つ。だが、筆者の研究に則って言えば、このような被害地震は「起こるべくして起きた」と言えるかもしれない。
いずれにしても、今年の5月下旬~6月上旬は、月食・スーパームーン・日食と連続する稀に見るタイミングであり、二重三重の意味で大地震・火山噴火に注意が必要だ。ちなみに、オールマイティーな能力者であるヒプノセラピストマリアさんも5月4日のブログ記事で、占星術的観点からも5月下旬~6月にかけて要注意だとしている。過去のデータに基づき、最も巨大地震の発生に注意が必要とされる時期に、もうすぐ突入する。防災意識を高めて過ごしていただきたい。
コロナ変異、地震・・・・予防接種もどうなるのか・・・・オリンピック・・・・