【サザエさん都市伝説】タラちゃん&イクラちゃん問題発言でひと悶着!?
長寿アニメや国民的アニメには様々な都市伝説が存在している。
現在何かと注目を集めている国民的アニメ「サザエさん」には都市伝説が複数存在しており、実は暗い最終回があった…等の秘話を聞いた事のある人は多いだろう。
一方で、登場するキャラクター達にも奇妙な都市伝説が囁かれている。「サザエさん」に出てくるタラちゃんが、スポンサーPR発言を露骨に展開し、批判を浴びた舌禍事件があったというのだ。
これは筆者が大学時代、秋田出身の後輩から聞いた噂話であった。「サザエさん」の放送中に、タラちゃんがテレビをつけながら「このテレビは東芝から発売された最新のモデルです〜」と露骨にメインスポンサーの東芝を持ち上げる発言を展開し、後日秋田の地方新聞のテレビ欄で「タラちゃん舌禍事件」として視聴者の批判を浴びたというのだ。
あまりにも面白過ぎる
タラちゃんはどうも都市伝説化しやすいキャラらしく、三谷幸喜の逸話が噂として流布している。
三谷幸喜が若手時代「サザエさん」の脚本を書く仕事が廻ってきた。「サザエさん」の世界に新風を吹かせるべく、張り切ってタラちゃんが巨大化してしまう脚本を書いた。この脚本にスタッフは激怒して、一切書かせてもらえなくなったという。
また、「サザエさん」に出てくるノリスケの息子「イクラちゃん」が、言葉をしゃべるエピソードが数年置きに放送されている。日頃は「ハーイ」ぐらいしか言わないイクラちゃんが、もっと単語がしゃべれるようになり、騒動に展開するというパターンの話が何回かあった。
都市伝説研究家の間では、まったく架空の都市伝説的なエピソードではないかという説も強いが筆者は確かに見た記憶がある。
調べてみたところ、「イクラちゃん」が喋る回は1980年代から、複数存在しているようだ。イクラちゃんは確かに「おいしー」や「ボール」などいつかの言葉を喋っており、イクラちゃんの母・タイ子さんも「まだ時々なんですけど喋るんですよ」とイクラちゃんが喋ることに言及しているのである。
だが、1990年代の初めごろに放送された回で「イヤだー」という言葉を発して以来、20年以上に渡ってイクラちゃんは言葉を発していないのだという。一説によると、イクラちゃんが喋る回を放送すると、視聴者から苦情が来てしまうためだと言われている。
永遠の定番アニメ「サザエさん」が変化することを好まない熱狂的な視聴者が存在するのであろうか。
東芝撤退『サザエさん』が「番組50周年」か「作者生誕100周年」で終了説!?
10月31日、フジテレビの人気テレビアニメ『サザエさん』のスポンサーをつとめていた東芝が2018年3月をもってスポンサーを降りる調整に入ったことを各メディアが伝えた。
東芝は『サザエさん』の放送開始以来48年間の長きに渡りスポンサーをつとめ、「エネルギーとエレクトロニクスの東芝がお送りします」という提供ナレーションで始まる番組オープニングは広く親しまれていた。しかし、2017年3月頃には東芝の経営不振から降板説がウワサされ、それからというもの今日までそれはずっと続いていた。
現在、『サザエさん』は東芝の単一スポンサーによる提供ではなくアース製薬、日清食品、NISSAN、日本宝くじ協会といった多くの企業が番組を支えているために金銭面での終了はしばらくないと思われる。
ところが東芝撤退の報道後、世間ではいよいよ「サザエさん打ち切りが本格的になってきた」と評判になっていて、あちらこちらから悲しみの声が聞こえてきている。
前述のとおり『サザエさん』のスポンサーは東芝一社だけではないのだが、サザエさんには常にキャストおよびスタッフの高齢問題、登場キャラの異常な行動、謎の放送事故などの珍現象が相次いで発生していて、「打ち切り説」は年々強くなっている。
また仮に放送を終了することになれば、タイミングとして2018年の「放送開始50周年」、もしくは2020年の「原作者・長谷川町子の生誕100周年」あたりが可能性として高いのではないかとファンの間ではまことしやかな巷説も囁かれ始めたようである。