北海道は5地点で-30℃を下回る…今季最多で極寒の朝に
2020年最後の日、大晦日の北海道では、寒気の流入に加えて放射冷却の効いたところがあり、極寒の朝を迎えました。 7:30までに-30℃を下回った地点は以下の5地点です。 幌加内 -32.6 ℃(05:29) 朱鞠内 -31.5 ℃(07:00) 江丹別 -31.4 ℃(06:54) 和寒 -30.7 ℃(07:30) 幌糠 -30.5 ℃(04:39) 5地点でのー30℃は今季一番多く、また北海道内は26地点で12月としては最も低い日最低気温を観測(7:00まで)しています。
いたるところで真冬日予想
北海道内は日中も0℃に届かず全地点で真冬日予想。さらに年越し寒波の影響で、しばらく真冬日が続く見込みです。 大雪・吹雪への警戒はもちろん、年末年始で体調を崩すことの無いよう、寒さへもしっかり対策をしてお過ごしください。
研究者が開発 「スーパーバクテリア」に対する「スーパー抗生物質」
米国の研究者らは、抗生物質と免疫調整剤の特性を融合させた化合物の1種を発見した。
これらはバクテリアに直接的な作用を与え、薬に対する抵抗力を持つ一部のバクテリアへの迅速な免疫反応を可能にする。
学術誌『ネイチャー』で発表された。
研究者らは、「2-C-メチル-D-エリトリトール-4-リン酸」と呼ばれるバクテリアの特殊な代謝経路を標的とする物質を探した。これは病原性バクテリアの生存に必要な分子であるイソプレノイドの形成に関与する。
この代謝経路の重要な要素は、多くの病原性微生物に存在するIspH酵素だ。専門家らは、もっとも効果のある抑制物質IspHを探すためにコンピューターシュミレーションを応用した。この物質はバクテリアの細胞膜(しかしこれは他の多くの物質はアクセスができない)を通じて浸透することができる。
解明された抑制物質IspHは免疫システムを活性化させ、多くの抗生物質よりも効果的な製薬になることが判明した。この場合、テストが行われたすべての化合物は人体に有害ではなかった。
クロアチアでM6.4の地震 子ども1人死亡、建物倒壊
クロアチア中部で29日、マグニチュード(M)6.4の強い地震が発生し、首相によると子ども1人が死亡したという。
複数の建物が倒壊しており、救助隊ががれきをかき分けて生存者の捜索を急いでいる。
同国では近年最大規模となった今回の地震は、日本時間同日午後8時半ごろ発生。震源はペトリニャ(Petrinja) 近郊で、人口2万人の同町では建物の屋根が崩落し、れんがなどが道路に散乱した。
現地を訪れたアンドレイ・プレンコビッチ(Andrej Plenkovic)首相は、地元メディアの取材に対し「少女1人が死亡したとの情報を入手している。これまでのところ、死傷者に関するこれ以外の情報はない」と述べた。
これに先立ちペトリニャ町長は、「車から人々を救い出している。死傷者がいるかどうかは分からない」「パニックが広がり、住民は愛する人々を探している」と述べていた。
揺れはセルビアやスロベニアなどの周辺諸国に加え、オーストリア首都ウィーンでも感じられた。スロベニアは予防措置として、同国とクロアチアが共同所有するクルシュコ(Krsko)原発の運転を停止した。
コロナ感染8000万人超す 過去最短、15日で1千万増
米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルスの感染者が日本時間の27日、世界全体の累計で8千万人を超え8036万人となった。
わずか15日間で1千万人も増加し過去最短の増加ペースとなった。従来型より感染力が強いとされる英国の新型コロナの変異種が世界に拡散し始めるなど、感染状況の悪化が続いている。
国別の累計感染者数は、米国が約1900万人で引き続き世界最多、次いでインドの1000万人超、ブラジルの約750万人となっている。死者数も最悪ペースで増加しており、世界全体の累計は175万人を超えた。