家の中でもこんなに暑い
先週の熱中症搬送者数 一気に急増
総務省消防庁によりますと、7月22日(月)から28日(日)までの1週間に熱中症で病院に救急搬送された人は5664人と、その前の週(7月15日(月)~21日(日))の1948人のおよそ3倍と急増しました。
搬送された人で最も多かったのは65歳以上の高齢者で2978人で、発生した場所で最も多かったのが住居で1993人となりました。
この期間中、24日に九州、四国、近畿、北陸地方で梅雨明けが発表され、続いて25日に中国地方、28日には東海地方で梅雨明けし、各地で晴れて気温が高い日が多くなりました。
8月1日は新月「前後1週間は大潮に注意」台風で副振動も…
夏休み本番を迎えて、海のレジャーの機会が増えるなか、気象庁は来月1日の新月の前後は、「大潮」の時期にあたるため、浸水や冠水のおそれがあるとして注意を呼びかけている。
気象庁によると、夏から秋にかけての今の季節は、海水温が高くなる影響で、平常時でも潮位が高くなる傾向がある。さらに8月1日の新月の前後は、満潮時と干潮時の差が大きくなる大潮にあたるため、満潮時に潮位が上がるところがある。
とくに、東日本大震災を引き起こした地震の影響で、東北地方から関東北部にかけての太平洋沿岸では地盤が大きく沈下していることもあり、あす7月30日から8月6日にかけては、東日本の太平洋側から東海、近畿、中国地方、九州と沖縄・奄美地方の沿岸の一部で、満潮時を中心に海岸や低地で浸水や冠水の危険性が高くなるので注意が必要だ。
またこの期間中に台風や低気圧が接近したり、通過する場合は、短時間に海面が昇降を繰り返す副振動が発生することもあり、その場合はさらに潮位が高まる可能性があるという。
気象庁は、海のレジャーを楽しむ際には、地元気象台が発表する高潮警報や注意報、潮位の情報などに留意するよう呼びかけている。最近
多い
水田にサッカーボール大の岩が落下、隕石か インド
インド東部ビハール州の当局は27日までに、隕石(いんせき)と見られるサッカーボール程度の大きさの岩が水田に落下したと明らかにした。
当局の声明によると、この岩は同州マハデバ村に落下。13キロ近い重さで、調査の結果、磁気特性を有していることが判明したという。
現場の画像には、岩によってできたと思われる泥のクレーターの周囲に村民が立つ様子が写っている。
岩は現在、地元博物館に展示されているが、分析のために州内の科学センターに送られ、隕石かどうか確認が行われる見通し。
隕石は地球上の普通の岩よりも重いことが多く、焼けた表面が光沢を帯びる場合もある。磁気特性も有している。
米航空宇宙局(NASA)流星物質環境室の研究者はCNNの取材に、「隕石は研究者にとって大変興味深い。調査を行えば太陽系の形成と進化を理解する助けになる」と語った。
NASAによると、流星物質は宇宙の岩で、地球の大気圏に突入して燃えると流星になり、地表にまで落下すれば隕石となる。
カナダのオンタリオ州とケベック州の南部では24日、月に匹敵するほど明るい火球が空を照らす出来事あった。2013年にはロシアのウラル地方で隕石が爆発。衝撃波で建物の窓や壁が壊れ、1000人が負傷したと伝えられている。
宮城で震度4、震源は600キロ離れた三重県沖 遠方が揺れる「深発地震」に注意
巨大地震は一般に、沈み込む海側プレート(岩板)と引きずり込まれる陸側プレートの境界面付近で発生し、震源の深さは数十キロで揺れは通常、同心円状に広がる。しかし、深い場所で起きた場合、地表に伝わるまでに揺れのエネルギーは大きく弱まるが、固いプレートの内部では比較的弱まらず伝わる。
専門家によると、通常の10倍以上深い場所で発生した今回の地震は、太平洋プレートが地下深く沈み込んだ先で起きた。震動はプレートを通して東北沖まで伝わった後、日本列島が乗る北米プレートへ接触面から伝わったとみられる。
気象庁によると、三重県南東沖を震源地とする地震は昭和59年1月に深さ388キロでM7・0、平成15年11月にも395キロでM6・5が発生。いずれも関東、東北が揺れる「異常震域」という震度分布だった。
深発地震は頻度が少なく防災上の重要性が低いため、国は長期予測をしていない。東北大学の遠田晋次教授(地震地質学)は「深発地震でも、震源が深さ百数十キロだと大きい被害が起きる危険があり注意が必要」と話している。