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天皇陛下退位へ=平成最後の日-「象徴」に全身全霊の30年余
天皇陛下は30日、在位最後の日を迎えられた。
午後5時から、退位を国民に広く明らかにする儀式「退位礼正殿の儀」に臨み、最後のお言葉を述べる。
現憲法下で初めて即位した陛下は、皇后さまと共に30年余り、国民の安寧や平和を祈り、憲法が定める象徴天皇像を全身全霊で模索し続けた。日本が主体となる戦争がなかった一方、政治や経済の混迷、幾多の自然災害、事件に見舞われた平成は30日で幕を閉じる。
退位は30日施行の皇室典範特例法(2017年6月成立)に基づく。5月1日午前0時に皇太子さまが新天皇に即位し、元号が令和に改まる。
退位礼正殿の儀は、憲政史上初の儀式で、皇居・宮殿「松の間」で国事行為として行われる。国民の代表に天皇として会う最後の場となる。
安倍晋三首相が「国民代表の辞」で謝意を伝えた後、陛下がお言葉を述べる。皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻をはじめ成年皇族方、政府、国会、裁判所の要人、地方代表ら約300人が参列。皇位の証しの剣や勾玉(まがたま)、国の印である国璽、天皇の印である御璽が机上に置かれる。
国事行為として内閣の助言と承認の下に行うため、政府は午後3時から首相官邸で閣議を開き、陛下と首相の発言内容をそれぞれ決定する。
天皇退位は1817年の光格天皇以来202年ぶり。陛下は2016年8月、国民向けのビデオメッセージで高齢を理由に退位する意向を示唆。憲法や皇室典範は終身在位を前提としているため、政府は有識者会議などの意見を踏まえ、陛下に限る退位特例法を制定した。
お疲れ様でした
東京・小金井でインコの大群!鮮やかなグリーンの大型300羽が乱舞・・・ペットが逃げて繁殖
東京都内で野生のインコが大量発生しているらしい。東京・小金井市では緑色のインコ数百羽が飛び回っている様子が、おととい24日(2019年4月)にSNSに投稿された。300は前後と見られる。インドやスリランカに生息しているワカケホンセイインコで、ペットとして飼われていたものが逃げ出して繁殖したとみられる。体長約40センチ、鮮やかなグリーンと長い尾が特徴だ。
「スッキリ」の北園遥ディレクターがJR東小金井駅近辺へ行ってみた。「午後3時すぎですが、インコの姿は見当たりません」。しかし、近所に住む女性は「すごいですよ。このあたり、ダーッとこの電線いっぱいになります」と話す。老夫婦は「最初に見たのは何年か前。空が真っ黒くなるほど大量に飛んでいました」いう。
そして、午後6時ごろになると、「あっ、来た、来ました。インコの大群が上空を旋回しています」(北園)。十数羽ずつ続々と集まってきて、電線にとまったりしては大きな鳴き声を上げている。100羽以上はいそうだ。約30分後、ねぐらとみられる近くの竹やぶへと消えていった。
農作物被害や感染症のリスク
過去にも、練馬区内や神奈川県内でもインコの大群が確認されている。1990年には大田区内で約1000羽のインコが飛来してニュースになった。野生の鳥類に詳しい獣医師の石橋徹さんは、「ペットの小鳥が逃げた場合は、たいていは短い時間で死ぬことが多いのですが、ワカケホンセイインコは体も大きくて丈夫な鳥。寿命も30年位と長いので、生き延びているうちに後から脱走した仲間と合流を繰り返したのだと思います」と説明する。
かわいいけどこれほど多いと恐ろしい日本じゃなくなる
悠仁さま安全は…改元前の異様な犯行 問われる管理体制
平成から令和への改元を間近に控える中、皇位継承順位3位の悠仁さまが通われている中学校で、机に刃物が置かれるという異様な事件が起きた。
学校に不審者が侵入する事件はこれまでも発生しており、管理体制の不備が問われそうだ。
「代替わりを前に思想的な背景があるのかどうかは分からないが、刃物に細工するなど意図や目的が分からず不気味だ」。警察幹部はこう話す。
学校の安全が見直される契機となったのが、平成13年に発生し児童8人が死亡、教員を含む15人が重軽傷を負った大阪教育大付属池田小(大阪府池田市)の事件。刃物を持った男が無施錠だった門から侵入し、児童や教員らを教室内や中庭で次々と襲った。
文部科学省は翌14年、学校に不審者が侵入した際に取るべき行動をまとめた「危機管理マニュアル」を作成。動きを封じる「さすまた」の配備や登下校時以外の校門の施錠、来訪者にリボンを着けてもらうなどの対策をとるよう全国の学校に促してきた。
今回、事件があったお茶の水女子大付属中学校は、お茶の水大のキャンパス内にあり、幼稚園から大学まで同じ敷地内に立地している。校舎が独立している他の学校に比べて、外来者も増える傾向にある。
立正大の小宮信夫教授(犯罪学)は、「キャンパスに入るときだけでなく、中学校に入る際にも不審者かどうかをチェックする多層防御体制が十分でなかった可能性がある。防犯カメラも、ただ設置するだけでなく、不審者の姿が長く写るような場所に取り付けるなど工夫が必要だ」と指摘する。
教育関係者らでつくる「学校安全教育研究所」(千葉県松戸市)の岩切玲子副代表も、「新年度が始まって間もない時期は多くの業者が学校に出入りする。教職員も多忙になりがちだが、危機管理意識を持って不審者には積極的に声をかけるなどの対応が必要だ」と訴えている。
恐ろしい・・・・・令和に何かがあるのか
北極に異常事態!「磁場が急速に移動」ナビシステム変更も…
スマホの位置情報から、カーナビや航空機、船舶の航行システムまで、地図データと衛星通信を利用したGPSは、現代生活になくてはならないシステムになっている。
ナビゲーションシステムの大本を担うのが「世界磁気モデル(WMM)」。地球の自転軸の最北端である北極点は普遍だが、方位磁石が示す「北」は、地球の磁場(地磁気)によって少しずつ変化しており、通常5年に1度のペースで見直され、更新される決まりになっている。
ところが最近になって、想定外の速度で急激に移動していることから、今年2月、予定を前倒しして世界磁気モデルを更新せざるを得ない事態になった!
磁場の動きが活発化
地球の磁場は、少なくとも40億年前には発達したと考えられており、太陽から吹きつける強力な太陽風を跳ね返す役割を担っている。近年、北半球では磁場の動きが活発化しており、北西方向へ加速度的に移動している。
1831年にカナダ北部で発見された北磁極は、当初は年間15km程度で移動していたが、1990年代中ごろから加速し、2001年〜2003年には年間41kmに、2018年には年間55km前後となって日付変更線をまたいで東半球へ到達。現在はまっすぐシベリアに向かって移動中だ。
これを受けて、世界磁気モデルの変更を余儀なくされたわけだが、本来のモデルは、前回更新の2015年初頭から2020年末まで使用されるはずだったというから、予定より1年以上前倒しになったわけだ。
カナダ直下に鉄のジェット噴流?
磁極が移動するのは、地球中心部で動くドロドロに溶けた鉄の液体が原因だ。内部ですごい勢いで回転する液体鉄によって磁場が生じ、その動きが変化すると、磁場にも影響する。例えば、2016年には南米北部と太平洋東部の地下深くで、磁場の一部の変化が一時的に加速することが欧州の地磁気観測衛星SWARMなどによって確認された。
このときの変化は、世界磁気モデルが2015年に更新された直後だったことも不幸だった。今回の発表は、2015年モデルの修正版にあたる。
科学者たちは、磁極がこれほど劇的に変化する理由の解明にも取り組んでいる。英国リーズ大学の研究者は2017年に発表した論文で、「カナダ直下にある液化した鉄のジェット噴流が存在する」ことを突き止めており、このジェット噴流によってカナダの磁場が弱まっている可能性を指摘している。