札幌積雪59センチ、今冬最深…市電が全面運休
北海道内は10日、強い冬型の気圧配置の影響で、日本海側南部を中心に、まとまった雪が降り続いた。
札幌管区気象台によると、正午現在の積雪は札幌市で59センチ、赤井川村で54センチ、小樽市で49センチを観測し、それぞれ今冬最深を記録した。12月上旬に札幌の積雪が50センチを超えるのは2001年以来、15年ぶり。
正午までの24時間に48センチの雪が降った札幌市では、市電(路面電車)が始発から運休した。市交通局は「雪で全面運休になるのは、過去にも例が少ない」としている。午前4時頃から、軌道を除雪するササラ電車を順次出動させたが「除雪が追いつかない」という。午後1時現在、運行再開のメドは立っていない。小樽市でも、24時間降雪量は45センチに達した。
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