今月初め、中米メキシコの太平洋側を熱帯低気圧ナルダが直撃した。目立った被害はなかったが、不思議な置き土産を残した。入り江の海水が鮮やかなピンク色に変身したのだ!
熱帯低気圧が直撃したのは、メキシコ南部のオアハカ州からバハ・カリフォルニア半島にはさまれたカリフォルニア湾にかけての沿岸地帯。
サーフィンの町として有名
空の色との対比が美しい
サーフィンができなくてもビーチの近くには、ラグーンと呼ばれる大小さまざまな入り江が点在し、そのまわりにはマングローブの林が独特の景色を作り出しているので、舟遊びには最適だ。
ピンク色に激変したのも、「マニアルテペク」と呼ばれる入り江のひとつで、通報を受けて水質調査会社がやってきたが、水の成分に有害なものは含まれないという。ただ、熱帯低気圧がもたらした雨によって、ラグーン内の海水の塩分濃度が下がったため、何らかの微生物が増殖したのではないかと考えられているが、真相は謎。
3年前にも別のラグーンで
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