山口達也、緊迫会見で“二度の沈黙”と未練「またTOKIOとして」
強制わいせつの容疑で警視庁に書類送検された、人気グループ・TOKIOの山口達也(46)が、26日午後2時から都内のホテルで会見を開き、無期限で謹慎することを発表した。上下スーツ姿に神妙な面持ちを浮かべて現れた山口は、冒頭から顧問弁護士が経緯を説明する間にもうつむきながら涙。報道陣に囲まれ緊迫した空気に包まれながら、矢継ぎ早に飛ぶ質問にできる限り回答したが、およそ1時間にも及ぶ会見内で二度、言葉に詰まらせる場面があった。
一度目は、前日に報道を知ったばかりだというメンバーに対する心情を聞かれた際。「城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也。このメンバーで23年間、同じ方向を向いて走って参りました」と噛みしめるように名前を連ねると、こらえきれずに大粒の涙を流した。「ジュニアのころを入れると30年。同じ人生の半分、彼らと戦ってきて、助けて助けられてここまできた。しかし、私の身勝手な件で彼らがどれほどつらい思いをしているのかを考えると、どうしていいか分からない」とその胸中を吐露した。
続けて「彼らがいて、私がいる。甘い考えかもしれないが、怒ってくれるのも彼らぐらいしかいない年にもなった。彼らを信じてもし待ってくれている場所、私の席がそこにあるのであれば、またTOKIOしてやっていけたら…」と願った。
二度目は、会見後半には改めてファンに向けての心境を問われた際。「そうですね…あの…」と考え込み「まずは本当に、本当に、申し訳なかった。本当にごめんなさい。それでも支えてくれる人がいるかもしれないし、怒鳴りつけてくれても構わないし、ファンの人、この会見を見てくれる人が、いろいろな感情で私のことを見ると思う。これからどうしていくか、言う権利はないですけど、ファンがいる限り、山口達也で。そしてTOKIOでありたいなという気はします…」と、最後にこらえきれずまた涙が頬を伝った。
これからの謹慎期間後の活動には「謹慎が開けることは、そこまで考えが至っておりません。それは私が決めることではなく、どう過ごそうかと思ったとき、被害者の女性、ご友人、ご家族の心が穏やかになって、今回の件の以前のような生活ができることを願いつつ、毎日反省する時間を過ごしたい」と姿勢を明かす山口だったが、「またTOKIOとして」という二度の言葉からは、グループやメンバーへの強いざんげと未練を感じさせた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます