スマトラ島のシナブン山が噴火
インドネシアのスマトラ島北部にあるシナブン山が19日に噴火。約5000メートルの噴煙を上げ、火砕流も発生。
噴煙が凄い
19日朝、インドネシア・スマトラ島のシナブン山が爆発し、噴煙の高さは上空5000メートルに到達した。2013年に噴火活動が活発化して以来、最大規模の爆発だという。
同国国家災害管理局(BNPB)によると、シナブン山ではけさ早く、雷鳴のような音を轟かせて、猛烈な爆発を起こした。火口上空からは、灰色の噴煙が立ち上り、上空5000メートルに到達してキノコ雲を作った。
この影響で、ふもとの村には大量の火山灰が飛散しているが、BNPBのストポ・プルウォ・ヌグロホ報道官によると、ひとりのケガ人も出ていない。
スマトラ島北部にそびえる標高2460メートルのシナブン山は、2010年8月に有史以来、初めての水蒸気爆発を起こし、2013年9月から噴火活動が本格的に活発化。2014年の大規模噴火では、火砕流が火口から4500メートル下まで流れ落ち、観光に訪れていた高校生を含む16人が死亡する大惨事となった。
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