上野が来月20日無料開園!シャンシャン観覧は事前申込制なので要注意!
パンダのシャンシャンが人気の上野動物園は、来月20日、開園してから136年目の記念日を迎える。この日は毎年無料で入園できるが、今年はパンダ親子がお目当の来園者が多く見込まれるため、「往復はがき」による事前申し込み・抽選制を行うという。
1882(明治15)年3月20日に、博物館の付属施設として開かれた上野動物園。当時の管轄は農商務省だったため、家畜を含む国産動物が中心だったが、4年後に宮内省の所管に移ってからは、秋葉原で興行中に生まれたトラをヒグマと交換して入手するなど外国産の動物も増えた。
関東大震災や東京大空襲など何度かの苦難を経て、終戦後に「動物園は平和そのものである〜Zoo is the Peace」を合言葉に復興を遂げた。開園90年目にあたる1972年には、日中国交回復を記念してジャイアントパンダのカンカンとランランが初来日し、今の「上野動物園といえばパンダ」というイメージを確立した。
シャンシャンの父母となるリーリーとシンシンが来園したのは2011年2月だが、直後に発生した東日本大震災の影響で、動物園は3月17日から31日まで閉園。4月1日の営業再開とともにひっそりと公開されたが、当時は今のようにパンダ観覧どころではなかった。
開園136周年を迎える今年は、シャンシャンの誕生もあって、多くの来園者がこぞって押しかけることが予想される。パンダ母子の観覧方法はすでに2月から先着順の公開に切り替わっているが、3月20日の無料開園日は郵便局が発行する「往復はがき」の事前申し込みになるので要注意。
応募方法は、往信面に代表者の名前、年齢(中学生以上)、住所、電話と同行者(4人まで)を記入して、観覧応募係宛に送ると、抽選のうえ、3月9日までに当落を記載した返信はがきが送られてくるという。
【宛先】
〒110-8711 東京都台東区上野公園9-83
上野動物園「平成30年3月20日パンダ観覧応募」係行
【応募期間】2月16日〜23日※当日消印有効
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