今日は教室の素敵なピアノ男子のお話をさせて下さいね
最初のピアノ男子は
先月、緊急事態宣言が発令されたばかりの時に
今年初めてのご入会となった 1年生の E くん です
保育園時代には鍵盤ハーモニカも触れたことがなくて
1年生になったこの1年でも、コロナの影響で
音楽の授業で鍵盤ハーモニカに触れる事が無かったというお話でしたが
体験レッスンに来てくれた時には、右手の人差し指一本で
ドレミのうた を聴かせてくれました
ピアノに触れたいっていう気持ちがすごく伝わり
体験レッスンでは、ドレミの音符を書いて弾いて
リズムを覚えてリズム打ちをして、嬉しそうにプリントを持ち帰りました
そして今日までに5回のレッスンが終わりましたが
テキストを進めながら同時進行で
マイブームのドレミのうたも5本の指で弾けるよう頑張って
指くぐりや指の引越をしながら、器用に動いている E くんの指は
今日、最後まで5本の指で弾けるようになりました
ご入会時のお母様のお話では
「 おとなしくて自分の気持ちが言えない。。。」
っていう事でしたが、体験レッスンの時もこれまでの5回のレッスンでも
全くそういう事はなく、お喋りをしてくれますし今日も
「つぎは、鬼滅の刃が弾きた~い おしえて おしえて 」
って、ちゃんと自分の思いを言葉で伝えてくれています
そういうお子様の姿を見て、お母様が
「 体験レッスンの時から、こちらの教室で先生と過ごしている時は
違う姿を見せるので驚いているんです。」
ってお話下さって、すごく嬉しかったです
もちろん、ドレミのうたも鬼滅の刃もまだまだ楽譜は読めませんから
文字や絵でドレミや指の動きを伝えつつ、口伝えの指導になりますが
「 音符もしっかり覚えて楽譜が読めて弾けるようになろうね 」
って、きちんと約束もしています
少々落ち着きがないところも有りますが、レッスン中に
「 全集中 」 って声を掛けると
ピキーン と背筋が伸びて静かになります 笑
集中力もこれからのピアノレッスンの中で
少しずつ付けていこうと思っています
次の素敵なピアノ男子は
3年生の時に学校音楽コースからスタートした、6年生の S くんです
最初は学校で学んでいる鍵盤ハーモニカやリコーダーのレッスンでしたが
途中でピアノに目覚め、ピアノコースに変更して2年半になります
すご~く頑張り屋さんで、基本テキストを2年足らずで終了させると
自分の弾きたい曲を少しレベル高めでもじっくりと取り組み
短い間にぐぅ~んと上達してるという、先々も楽しみなピアノ少年です
ジャズにトライして、ショパンにもトライして
今は Mrs.GREEN APPLE の Love me Love you を
「 難しい 難しい 」
って言いながら頑張っていたのですが、先日右手の小指を骨折してしまいました
でもそこで挫けないのが彼の素晴らしいところです
「 本人は左手だけでもレッスンを続けたい。と言っております。」
お母様からご連絡があり、お母様も同じお気持ちでいらっしゃるという事で
この1ヶ月は、左手オンリーのレッスンという事になりました
利き腕が使えなくなり、学校生活や日常生活も不自由になる中で
左手しか弾けないつまらなさをも吹き飛ばし
ピアノを弾くことを続けたいという気持ちが嬉しくて。。。
今日も今までと変わらず、教室へ来てくれた S くん
いつもなら早く両手で弾きたくて、
左手だけにたっぷり時間をかけるってことが難しいけど
こんな時だからこそ出来る、左手の強化やタッチの練習だよね
この曲は左手が充実したら、両手で弾く時にすごく弾きやすくなるし
聴こえ方も変わるし、ノリが違ってくるよ
って励ましながら、無理のないよう心掛けてのレッスン
右手は痛々しそうでしたが
左手だけのレッスンを時間いっぱい続けていた S くんには
早々に私の励ましが伝わり、実感も持てたようでした
1か月後、両手で弾く時の彼の笑顔が目に浮かびます
教室のHPはこちらです。 遊びに来て下さいね
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