文化庁九州公演リハーサル

朝早く起きて大阪へ。

関西フィル文化庁九州公演のリハーサル。

2年ぶりの関フィルです。

とってもアットホームなオケでまるで何年も一緒にいる様な楽員の方々。

リハ後は小倉へ前乗り。

小倉は10年ほどお世話になったテイクウイング楽器店で馴染みのある場所。

夜は時短で20時で閉まる店が多かったがオーボエ宮村氏のお勧めのおでん屋へ。

昨日のレッスンで生徒にかけた言葉。

「練習では人より下手だと思え、本番では人より上手いと思え」

これは昭和の時代にある方が口にした言葉。

練習するときは自分が誰よりも下手だと思え。

そう思うと謙虚に基本に立ち帰るだろう。

必死でその曲に合ったいい音を探し求める、客観的に自分の姿を見つめる事も重要なのだろう。

テクニック的にも信じられないくらいの遅さのテンポで正確に練習しテンポと精度を上げていく、、、。

そういった練習の内容、質が大事だ。

先生の一言一言のアドバイスを聞き逃さないこと、揺るぎない精神力とそれに見合う体力が必要になる。

そういうプロセスを続けることで本番では自信に繋がる。これだけ満足に自分なりに出来ることはやってきたのだからと。

本番では人より上手いと思え、と言うことは鼻高々な傲るような意味ではない。

そのプロセスを経た自信を本番で出せれば良いのではないか。

メジャーリーグのエンゼルス大谷翔平選手を見ているとそういう精神で常に野球に立ち向かっているのだろうなと思う。