眞ちゃんち

クラリネット奏者 橋本眞介Blog

オンプレ

2010年05月31日 | Weblog
朝、電話が…寝ぼけながら取ると韓国・テジョン市のキムさんから。
一昨日、クラリネットフェスティヴァルの招待状が欲しいので送ってほしいと
電話があったが、すっかり送るのを忘れていた…。
慌ててPCを開き、招待文を書き、印刷し、ハンコを押して、それをスキャニングして、
そのファイルをJPEGに変換して、英語でメール文を書き、メールにJPEGを添付し送信→
…この作業で15分、やりゃあできるじゃん!って大事なこと忘れないように。

午前中はクラフェスの他の雑用で時間を潰し
午後から明日からの広響ポップスと親子コンサートの譜読み。

先日のなにわOW2010のCDが届いたので聴いてみた。今年も素晴らしいライブ録音。
どれも素晴らしいが大好きな「オンプレ」(音楽祭のプレリュード)は
今まで聴いたことがない厚い、熱いサウンド。リード博士が生きてたら聴いて欲しかった。

なにわ《オーケストラル》ウィンズ代表:金井氏による今年のポイントが映像で見れます。
http://www.brain-music.com/brain_tv/brain_tv_2ch.html

広島の高校生対象の吹奏楽クリニック

2010年05月30日 | Weblog
朝からエリザベト音楽大学で毎年この時期に行われている広島県の高校生を対象とした吹奏楽クリニック。
クラリネットの生徒は僕のクラスで16人。夕方まで基礎を中心にレッスン。

楽器経験年数が3,4年とやってきた割には
まだ吹き始めの頃のペーペーのコシのない薄いリードを鳴らしている生徒がチラホラ。
その生徒たちはしっかりとしたリードをつけて太い音を出している他校の生徒の音を聴いて
自分の音の弱さが確認できただけでも今日来た意味がある。
そして全員そうだがもっといいマウスピースを選ぶべき。
いいリードを見つけるにはまず、いいマウスピースが必要だ。
もちろんいいリードでなければいいマウスピースにもあたらないでしょうが。
この辺りは「卵が先か 鶏が先か」的論争にまではいかないでしょう。
マウスピースもリードと同じく消耗品。
リードをセットする度、さわる度にマウスピースは変形します。
毎日3年も使えば音色が薄れてきます。

それでも物(楽器)としての優先順位で行くと
1:いいマウスピース、2:いいリード、3:いい楽器本体…。
プロのクラリネット奏者間でよく会話されることは
「なんのマウスピース使ってんの?」というくらい結構みんな気になってます。

最後に僕から高校生への質問してみた「君たちはなんでクラリネットを選んだのか?」
生徒は「本当は派手なソロを持つアルトサックスがやりたかったけど…ジャンケンで負けて…」
「私もかっこいいサックスが希望でしたが定員オーバーだったのでしょうがなく…」
「トランペット志望でしたが無理やり…」
などの声の中「バスクラの刻みがやりたくて…」という生徒も。
もちろん「最初からクラリネットに魅力があったから」という答えも。

「吹奏楽の中でのサックスはポップスなどのソロでは華々しくカッコよく見える。
しかし吹奏楽のオリジナル曲やオケの編曲物の中でクラリネットパートの重要なポジションは
もしかしたらサックスの人達は逆に君らを羨ましく思ってるかもよっ」
てな話をしたら満足げな顔しており、今では皆すっかりクラリネットに夢中に見えます。
もちろんどのパートも重要であり、魅力のある楽器ばかりですが。

そんな生徒たち、すでに3,4年楽器を経験してきて
この感受性豊かな時期に得た技術と経験は一生忘れないでしょう。
大人になっても吹奏楽でも、オケでも、アンサンブルでも、どんな形であれ
クラリネットと一緒にいる生活を送ってほしいと思う。

そして、刻んでみたいと言っていたそのバスクラ希望の彼女、
中学3年に念願叶ってバスクラを1年間ほど吹くことができたが
高校生になって学校にバスクラがなく今は並クラをやってますと。
で、彼女は昨日終わった後に
「マウスピースのいいものを購入しようと思います」とメールしてきました。ガンバレー!!

戸梶美穂さんのピアノリサイタル

2010年05月29日 | Weblog
朝からエリザベト音大でレッスン。

夕方からよく伴奏をお願いしている戸梶美穂さんのピアノリサイタルの演奏会へ。
エリザベト音楽大学のザビエルホールでプログラムはショパンの2つのノクターン、
3つのマズルカ、バラード第4番、ワルツ、ソナタ第3番等オールショパンプログラム。
会場は満員。最初の曲からグーッと引き込まれ流石の演奏。

お客としてきていた広響カレイドスコープのメンバーと
戸梶さんのリサイタルの成功を祝して音大近くの韓国料理屋「ナチポック」
(写真はチゲ・ビビンパ)で乾杯!一回行ってみたかったお店
とっても上品で美味しかった~!

「ロマンティシズムの源流を訪ねて」本番

2010年05月28日 | Weblog
「ロマンティシズムの源流を訪ねて」シリーズの本番。指揮は秋山さん。
シューマン:マンフレッド序曲
ロッシーニ:弦楽ソナタ第6番二長調
ウェーバー:クラリネット小協奏曲
メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」

2年前このディスカバリーシリーズで
モーツァルトのクラリネット協奏曲を広響と演奏させていただいたが
今回は同僚の高尾さんがウエーバーのコンツェルティーノのソリスト。
この曲は大学受験でほとんどの学生は暗譜しているくらいのお馴染みの曲。
高尾さんと高松では同門(山崎門下)なので
ブレスからアーティキュレーション、歌い回しなんかは
そうそう、そうだよなぁ~というくらい同じ。
今回はソリストとして安定した素晴らしい演奏を聴かせてくれた。

その後、スコットランドは吹きっぱなしでキツイ曲の一つではあるが
こちらもいっぱい重要なソロが出てきてオイシイといえば美味しい曲。
今回からB40ライヤーのマウスピースを使い始め(リードは4番!)吹き応え充分でした。

「日本クラリネットフェスティバルin広島」
9月18日(土)リハーサル&前夜祭 9月19日(日)フェスティバル
日本クラリネット協会のフェスティヴァルが広島で開催されます。
このフェスティバルの実行委員長を任されなにかと大変ですが
他の実行委員に助けられてなにかと順調に計画が進んでおります。
参加希望の方はクラリネット協会までご連絡ください。

このフェスティバルへのお誘いの文章を掲載しております。
http://www.jp-clarinet.org/modules/news/article.php?storyid=63

アルペン

2010年05月27日 | Weblog
リハーサル2日目。
お昼でシューマン、スコッチが終わったので早々と帰宅。
少し昼寝をするつもりが3時間も寝てしまった。

明日のリードを確かめ
6月の300回定期の「アルペンシンフォニー」と「ツァラ…」の譜読み。

アルペンシンフォニーは
R・シュトラウスが若い時にドイツ・アルプスのツークシュピッツェで
登山をしたときの体験がこの曲の元となっている。
ドイツ留学中にフルートの白水氏(群馬交響楽団)とこの山に登ったことがある。

まずアルペンのCDを2回聴く。
バイエルン放送響とドルトムント響のライブ録音。
演奏時間は約50分。スコアを見ながら聴くと目が回りそうなくらい音が多くて複雑。
2回目はスコアを見ずに聴くだけ。山に登った気になった。

山に登った後は
アツアツの風呂で汗を流してベランダでちょっと強めの夜風に吹かれ
あー気持ちいい。

スコッチ!

2010年05月25日 | Weblog
「ロマンティシズムの源流を訪ねて」リハーサル初日。
シューマンのマンフレッド序曲、メンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」
2楽章冒頭のクラリネットソロは
吹いていて気持ちのいいソロの一つですが、全く気が抜けません。
実はこのソロはバグパイプのチャンター管のパート。帰宅して久々の筋トレ。

エリザベト音大学園祭

2010年05月22日 | Weblog
朝から夕方までさらって、夕方から昨日生徒と約束したエリザベト音大の学園祭へ。クラリネット科のお好み焼は間に合わず食べれなかったがロビーコンサートのアンサンブルは聴けた。ウールフェンデンはまずまずといったところ、コパカバーナを自分たちで編曲したらしいが、ニューサウンズか何かをまる写しした演奏、音大生だったらコードをアナライズしてアドリブの一つでも吹けるようにしてもらいたいなぁ。18時から愛知工業大学名電高等学校吹奏楽部の伊藤宏樹先生を招いてエリザベト音大の吹奏楽コンサート。伊藤宏樹先生はエリザベト音大の卒業生、母校へ帰りエリザベトの学生と素晴らしい演奏を聴かせていただいた。学生からは、いつもの雰囲気とは違う緊張感が伝わってきて丁寧かつ大胆な演奏で素晴らしかったように思う。

現代曲

2010年05月21日 | Weblog
今日も朝からエリザベト音大。
午前中は先日クラリネット協会コンクールで賞をとった
「広島じゃけんクラリネットアンサンブル」のレッスン。

大学祭が明日から始まるらしく
模擬店でテントを張ったり看板を掲げたりとなかなか楽しそうだ。
明日店に顔を出すと生徒に約束した。

大学の作曲の先生から、秋に「アジア現代音楽祭2010in広島」で
韓国と日本の作品(無伴奏とデュオ)の演奏を頼まれさっそく楽譜を頂いた。
半年くらい時間をかけなければ完成できないくらい複雑な曲。
早くもらっておいて良かった。

先生‥髪が‥

2010年05月21日 | Weblog
朝から晩までエリザベト音大でレッスン。
合間の休憩はいつもの幟町教会。

レッスンにきた生徒が
「先生‥‥髪が‥‥」
「髪がどうした、切ったんだよ」

ハッキリ言ってくれ
「先生、すごいイメチェンですね」と。

稻羽之素菟の銅像

2010年05月20日 | Weblog
出雲神話の一つで「いなばのしろうさぎ」
「稻羽之素菟」と書き、素菟(素兎)が正しいようだ。
素をシロと読むことから白兎との俗説が広まったらしいが
素をシロと読むときは「素人」のように「ただの」の意で
白ではなく素足、素手の場合のように裸を意味する。

出雲文化伝承館

2010年05月20日 | Weblog
明治29年に建てられた、出雲地方の大地主であった江角家の母屋、長屋門を移築したもの。
大戸口を入ると広い土間に立派な大国柱。
建物の南側は、三の間、二の間、書院と座敷が続く三間造りで
書院からは出雲流庭園(写真)が見渡せます。

焙煎珈琲工房

2010年05月20日 | Weblog
穴道湖の国道9号線沿いの珈琲屋さん焙煎珈琲工房「梢庵‎」でモーニング。
コーヒーのとてもいい匂いが店いっぱいに広がっています。
宍道湖を眺めながら美味しいコーヒーが飲めます。
写真は店のテラスから。天気がもうちょっとよかったらねぇ。