専門的な話。
先日クラリネットのストラップがないかサックスの小村さんに相談したところ、クラリネット用に改良していただけるとのこと。
アトリエ大阪の信木さんにも指掛けがなんとかならないか相談したところ、いい感じのリングジョイントを付けてくれました。
今日オケのリハーサル後に小村さんとブレステイキング中澤さんと待ち合わせしセッティング。
指掛けとストラップがうまく繋がり、楽器の重さからくる身体への負担が全く無くなります。
親指と喉や首回りと直結していて、知らないうちに首回りへとかかる負担をこのストラップで100パーセント近く無くしてくれます。
首回りの圧迫がなく、さらにリラックスした奏法で吹けるので音が良く出て伸びます。
このストラップは首回りの背骨に負担がこないよう設計してあってほとんど楽器の重さを身体に感じることがありません。
小さい頃から長年クラリネットを右手親指一本で持ち続けるとそういうもんだと思い、知らないうちに身体への負担や音にまでにも影響していたのだと知りました。
小村さん自身サックス奏者で、サックスはもっと楽器の重さが身体に負担がかかるので元々ストラップで楽器を吊るのだが、若い頃にそのストラップから背骨にくる負担で痺れ目眩やコリに悩まされサックスが吹けなくなった時期があったそうで、自らストラップを改良しブレステイキングという会社を立ち上げたそうです。
元々はサックス、ファゴット用に改良されたストラップをクラリネットも応用出来そうなので応援してあげたいと思います。
クラリネットの場合は指掛けのリングが必要。
革の紐で輪っかを作り指掛けに引っかけると難なくジョイントできます。
小村さんのブレステイキングのホームページは
こちら