昼にレッスンをして名古屋音大オケ授業。
2年ぶりに名古屋音大オケを指導し振りました。
2年前より弦楽器が増え補助員がいなくても何とか形になるほど。
今日はシェヘラザードとモルダウ、ウィリアムテル序曲。
シェヘラザードの3楽章冒頭の弦楽器のメロディ。
昔、広響定期に指揮者フェドセーエフが来た時、この3楽章冒頭の約18小節で一コマ使った事がある。
それだけロシア人にはこだわりのメロディと音色感があるのだろう。
2楽章の喧騒や祭的な土俗的音楽からこの3楽章に移る時、イメージするのは広大なシベリア針葉樹、全てが群青色で波紋一つない透明湖、濃い澄んだ−15度の靄が逆に心を落ち着かせ、昔から歌ってきた民謡かの様に味わい深く内面で奏でたい。
途中の増2度だけでご飯3杯はいける!
名古屋のドルチェ楽器でレッスンしていた生徒がこの春、明和高校音楽科に入学しました。
この半年前くらいから音楽科の受験を決め入試までの追い込みが凄かった子ですが元々ピアノなどソルフェージュをしっかりやっていたので基礎はしっかりしていました。
やはり幼少期からのソルフェージュは大切ですね。
音楽科に入るということは将来は音楽家の道へ踏み出すという事でしょうか。
成長が楽しみであります。