昨日の東京ビッグサイトでの写真。
23時に帰宅、爆睡。
今日は朝から夜まで丸一日エリザベト音大でレッスン。
空いている休憩時間に今月末のオケの曲をさらう。
ベト7、ダッタン人、ラフピア2、マメールロア、小組曲とクラソロのオンパレード。
昨日のフェイスブックに誰かがシェアしていた文献を載せます。
パイロットはわかるような気がするが‥‥。
プレッシャーが重い職業
ある学者さんの説
プレッシャーが重い職業ランキング!
1位はパイロット
2位はオーケストラの首席管楽器奏者
なのだそうです。。
こうなると3位以下にも少し興味があるけれども…
エアラインパイロットは,何百人という乗客の生命を預かっている。
しかも,もし事故になれば,地上のたくさんの人たちをも巻き添えにしかねない。
飛行機は,途中で止まることができない。落ちちゃうからね…。
さらに…,旅客機の巡航高度は約10000m。気圧は地上の2割,気温はマイナス50度! 飛行機は,そんなところで人間が生きられるようにしてくれる生命維持装置でもある。
そして,積んでいる燃料には限りがあるから,つまり生存可能時間は限られている。それは決して待ってはくれない。刻々と減っていく。
たとえ天気や空港や機体に何があろうとも,なんとしてでもその時間内に,どこかの空港に無事に着陸しなければならない。
それが,パイロット。
あるラインパイロットさんがブログに書かれていたんだけれども,飛行機が飛び立つまでは,ディスパッチャーさんや整備さん,そういういろいろな人たちの協力で安全運航が実現している。
でも,ひとたび飛行機が地上を離れれば,パイロットは誰にも頼れず自分の技倆と能力だけを信じて目的地まで飛ぶしかない。
誰も助けてくれたり代わってくれたりはしない。まぁコパイはいるけれども…
これって,ある意味オーケストラの管楽器奏者にも共通するところがあると思うのです。。
人の生命こそ預かってはいないですが…
まず,ひとたびステージに上って曲が始まってしまったら,途中で「ちょっと待って!」って止めることはできない。
曲は,時間の流れとともにどんどん進行していって,どんなイヤなソロや大嫌いなパッセージでも,音楽の流れとともに必ずやって来る。待ってくれたり止まってくれたりはしない。
そして,オーケストラの管楽器は基本1人1パート。誰も代わりに吹いてはくれないし,ステージでは誰も助けてはくれない。
自分の技倆と能力だけを信じて,最後までたどりつくしかない。
そして,空の世界にもコパイやATC,それからCAさんなどとのコミュニケーション,駆け引きがあるだろう。
たとえば,このままの高度で飛んでいると後ろから来ている便に追い越されそうだ。さあどうする!? みたいな頭脳戦やATCとの駆け引きもあると聞く…。
オーケストラにも,ステージに上ったら話こそしないけれども,音でのコミュニケーション(駆け引き?)がある。
そして,パイロットなら飛行ルートや気象,トラフィックやATC,フライトプランなど,飛びながらいろいろなことを考えなければならないけれど,
オケの管楽器だって,リハでの決めごとや楽譜の変更事項,バレエなんかだと特に,行き方やカット,テンポや指揮者の振り方など神経を使い,どれひとつ疎かになっても大事故につながりかねない。
こうして見てみると,なんだか共通点が多いと思いませんか!?
さて,今夜の『フライト』は…