眞ちゃんち

クラリネット奏者 橋本眞介Blog

名古屋音大オーケストラ演奏会終了

2016年12月14日 | Weblog




名古屋音大オーケストラ演奏会本番。
心配した雨も朝から晴れたいい天気。
昼からゲネプロ。18時半開演。
お客さんはいつもより多く1.2階席はほぼ満員。
3階席もいつもよりだいぶ埋まっていた。

この芸術劇場コンサートホールでの音出しは初めて。
ゲネでリードを選び残響を計る。
本番は思ったより少し薄めのリード。
コンツェルトの2楽章のpppも狙ってのリード。
ものすごく残響のいいホール。
昨年の今頃は安城学園高校とウィーン公演でウィーン楽友協会ホールでモーツァルトを演奏し響きの美しさにびっくりしたが、このコンサートホールも負けないくらい美しい響きがする。

武満作品も英雄の生涯も学生達は大健闘。
英雄の生涯は管弦楽の中ではマイトップ3に入る好きな曲。
ドイツ留学中はどこかの放送響やシンフォニーオケがやると情報が入ると鈍行に乗って聴きにいったもんだ。
広響でも1回しか演奏した事のない曲。
学生のうちにこんな大曲ができるなんて羨ましい限り。
コンチェルトが終わり急いで着替えて客席へ。
隣のご婦人に、えっ?さっき舞台でクラリネット吹いてませんでしたか?とびっくりされました。
本番は指揮の後藤先生の熱意ある努力の賜物もあり感動的な演奏に。
栄で2時まで打ち上げ。


体感温度−13℃

2016年12月11日 | Weblog


昨晩は早く寝すぎて深夜に起き、二度寝というある意味幸せな夜を過ごしましたが、朝から名音大で合わせの後、昼過ぎから安学でアンコンオーデション。

昨日から名古屋はめちゃめちゃ寒い。
駅の電光掲示板では3℃の表示。
路面凍結や今風邪を引いてはならぬとしばらくバイクはお休みモード。

この寒さのバイク走行中の体感温度は
例えば時速50kmで走行した場合の風速は、
50(キロメートル/時間)÷3.6=13.888.....(メートル/秒)となり、風速は約14m/sとなります。
計算式で測ると体感温度は−13.3℃。
−13℃で45分程走ればいくら完全防寒服とはいえ疲れる。

この寒さでもバイクで寒い冬を乗り越えてこそ、真のバイカーである!
と言いたいとこだか、、、今は無理!

ドイツに住んでた今頃は−5℃〜−15℃は当たり前、しかも20年ぶりの大寒波の年で−28℃を体験した。
夜外を歩くと身の危険を感じる程の寒さ、ニューイヤーに居酒屋で仲間と飲んでいて0時に外でシャンパンもって乾杯しようとしたら一瞬で凍り始める程。
外に出るときは何枚も十二単の様に着込み、耳あては当たり前。
春に近づくと気温もマイナス一桁になり、
今日は何だか暖かいなーとおもったらそれでも−5℃とかであの頃は随分寒さに麻痺していたか。
リューベック市内は中世時代から外観が変わらない世界遺産。
この時期は街全体がパウダースノーに覆われ、巨大なクリスマスケーキの様になる。
昼の3時には完全に陽が沈みクリスマスマーケットの灯りを頼りに帰路につく。
子供の頃に読んだ童話の中に住んでいた。

その頃の写真 ドイツ.リューベック市内
家の近所のホルステン門とリューベック音楽大学
懐かしい、あれから20年かぁ〜!





碧南ふれあいコンサート

2016年12月10日 | Weblog







朝5時起き7時の新幹線で名古屋→碧南へ。
碧南市民会館にて碧南ふれあいコンサートに安城学園高校吹奏楽部がゲストで呼んでいただき何曲か演奏してきました。
ふれあいコンサートには碧南の小中高校の吹奏楽部が多数参加され素晴らしい演奏の最後にプレッシャーではありましたが安城学園高校らしく「美しく楽しい」演奏させていただきました。
お客さんのノリも反応も良くて気持ちよく演奏させていただきました。
有難いことに何年もこの催し物に安学はゲスト出演させていただき、さらに進化していきたいと思いました。
毎回気持ち悪さを売りにウケるダンサー(男サー)も回を重ねるごとに少しずつ進化しております。

昨日の広島の暖かさに比べると名古屋は寒く夕方名古屋駅周辺で晩御飯を食べ相当疲れたか19時就寝。23時半起床?しまった、、、早く寝すぎた

後1週間

2016年12月07日 | Weblog


名音オーケストラ演奏会は後一週間になりました。
12月14日名古屋音楽大学第40回定期演奏会
愛知県立芸術劇場コンサートホールで18時半〜
入場無料ですが要申込です。
名古屋音大演奏部(052-411-1593)までどうぞ!
招待券を既にお持ちの方は予約は要りませんが席の確保は確定できませんのでお早めにお越しください。

昼過ぎからモーツァルトのコンチェルトの合わせ。
夕方、オケの管打楽器分奏。


CD

2016年12月06日 | Weblog


研究室にCD棚が届いたので整理。
携帯やパソコンのアップルミュージックで一月900円で何でも音源が聴けるこの時代にこのCDは必要なのか?
レコードからCDに移った頃、これ以上の進化は無いと思っていたのにデジタルの進化は止まらない。
電気屋でハイレゾなどさらなる音源再生の向上を目指しているこの時代、まだまだ先があるかもしれない。
ただCDのジャケットを見ながらぼんやりと音を楽しむのもいいんだよね。
あ、レコードの時もそう思ったか!

夕方、吹奏楽の授業。

名古屋のプレイヤーと

2016年12月05日 | Weblog


昼から名音大でレッスン。
夕方までさらって夜は名古屋のプレイヤー達と飲み会。
20年前に長野の講習会で教えたことのあるクラリネットの人や、よく知っている人の奥さんだったり沢山の出会いがありました。
二次会の白ワインが美味しかった。
たまたま写真はシングルリードの人達ですが、ダブルリード、金管打楽器の人達とも交流しました。

クレ読み

2016年12月04日 | Weblog


朝から夕方までびっしりと金山のバルドン楽器でレッスン。
アンサンブルグループを6団体、基礎グループを2団体。
楽譜がまだ読めてない団体はテンポを指定してクレ読み(階名で読む)をして楽譜を正確に読む力をつけたりリズムを感じたり。
音楽の授業でやらないソルフェージュ力をたくさん身につけないとソロでもアンサンブルでも楽譜通りに正確に吹けない子は多いだろう。
小さい頃からピアノをやっていたとか、幼少期から訓練された子はなんとなくソルフェージュ力が身についていたり楽譜を早く読み取る能力もついてくるとおもう。

小学校からクラリネットとピアノをやっている僕は当時山崎先生から「しんちゃんな、全てドレミ(階名)でスラスラ読めたらな、一つ一つの音が頭に入っとるという事やから、ほんまにちゃんと吹けるようになるんで」と教わりその通りにテンポで階名が読めるようになると、なんとスラスラと吹けるようになる。
全ての音が頭に入り覚えていくというのもあるが、次へ移行する音や何度の跳躍かのイメージがつきやすいのかもしれない。
高校は音楽科だったのでアルト記号やテナー記号で階名で読めるようスパルタ式に訓練された。
それが固定ドが移動ドに変わると頭はさらに混乱する。
音大に入ってもこの「階名読み」の教えを守り難しい曲になると何度も歌ったものだ。
最初は階名をテンポで読む。
慣れて来たら音程をつけて歌う。
そしてフレーズを見つけアナリーゼが始まりアイディアが浮かぶ。
どれだけこの教えが楽譜を深く読むことに役立ったことか。
楽譜を深く読むという事は楽器を持って練習する事の半分がその仕事であるという事がわかる。
実際音大でもいつも詰まる箇所を生徒にクレ読みさせてみると、詰まる箇所が読めないことがわかった。
生徒によく言う。
楽器を持って音を出すことだけがさらう事ではない。
楽器を深く読む時間、生演奏や音源を聴くと言うこともさらう事の一つなんだよと。
まぁ簡単に言えばイメトレでしょうか。

「クレ(Clef)」とはフランス語で「音部記号」の意味。
クレ読みは、文字通り「読む」こと。
階名を読む練習方法は山崎先生オリジナルの秘技だと何年も思っておりましたが、フランスの音楽教育の教えだという事は随分後になってわかったことでした。

吹奏楽で楽器を持ち始めたばかりの子は楽器を操ることも大変ではあるが、同時に音楽の基礎のソルフェージュを養うことも重要であるということも学校の先生方にわかって欲しいものである。