1.17
今年で20年目を迎えた阪神・淡路大震災。
昨日まで現地に出張で滞在していた私は、早朝にホテルをチェックアウトして追悼式が行なわれる三宮の東遊園地公園に向かいました。
ご覧の通り会場はすごい数の人で埋め尽くされていました。
例年の3倍の人手(14,000人)だったようです。
5時46分。
それまでざわついていた会場が時報の合図とともに静寂が訪れ、亡くなられた方がたへ黙とうが捧げられました。
神戸市長などによる追悼の言葉が述べられ、その後モニュメントは解放され献花が始まりました。
この若年夫婦には赤ちゃんが一人。
ママが大切そうに抱きかかえていました。
昨日TVで見ましたが、たしかこのご主人が5歳の時に被災し肉親を亡くした、と言っていたと思います。(たぶん)
震災を知らない子供たち。
何を思い、祈りを捧げているのでしょう。
火災により命を失った方も多いと聞きます。
雪で地蔵が作られ供え物がしてありました。
子供だったのでしょうか。
ぬいぐるみが添えられていました。
親より先に逝ってしまった事を思うと胸が詰まります。
亡くなられた方を思い、被災された方々に寄り添う気持ちを忘れてはいけません。