コロンブドール

Les Films de la Colombe d'Or 白鳩が黄金の鳩になるよう人生ドラマを語る!私家版萬日誌

「おみやさん」再放送 見てください!

2004-06-15 | -お知らせ-
「おみやさん」ー紅い鈴の殺意!!失くした記憶に脅える女ー
  TV朝日・東映     森本浩史監督作品
 本日 6/15 13:55から 関東地方 TV朝日で再放送

この作品、東映京都撮影所で初めて現場に就きました。それゆえみんなに観ていただきたい作品です。

 また今から思えば、昨年春、京都の東映撮影所へ行けたのも
何か”赤い絆”のような気がします。私の推測ですが・・・・

 映像業界に復帰した時にまず師である関本郁夫監督に相談させていただきました。
その時、たまたま私がフイルムセンター 日本映画の発見VII:1970年代(2)で観た渡瀬恒彦主演「狂った野獣」の話になりました。この作品、バスジャックを扱った70年代製作作品が、現代ハリウッド作品になれば「スピード」になったような作品で大変面白い映画でした。「スピード」より早くバスジャックを扱っていたところにこの作品の意義があり、傑作というゆえんだと思います。
その映画に関本監督が共作で本を書かれていましたので、そのアイデアの面白さの秘訣を聞きたくなった次第です。
その時は監督は古い作品のことにはあんまり触れませんでしたが・・・・。
しかし、今思えば「おみやさん」に就けたの関本監督のおかげだったのでしょう。
狂った野獣(1976) 東映京都
上のリンクの通り、「おみやさん」同じスタッフの名が見えます。
京都でお世話になりました
 製作部長の奈村協さん、プロデューサーの上坂久和さん
また、関本監督の下に就かしていただいた時の音楽の広瀬健次郎さんなど、若き頃同じ釜の飯を食べた仲間であることを思うと、なおいっそう先輩の恩義感じる次第です。感謝感激です!!
そんな個人的な理由によりますが、是非観ていただきたい作品です。


 
  出演  主 演  渡瀬恒彦   桜井淳子

ゲスト 遠野凪子・・・日活製作熊井啓監督作品 「日本の黒い夏 冤罪」
     東根作寿英

第8話 監督 森本浩史  脚本 石原武龍

あらすじ

深夜、中年の男が何者かに刺された。
 その男・神谷(石井洋祐)の手帳には、几帳面にも借金相手の名がびっしりと書かれていた。
 さらに大滝(加勢大周)らの聞き込みで、神谷は昨夜居酒屋で若い男と飲んでいたのが目撃されていた。居酒屋の店員の証言によると、一緒にいた若い男の名は、根本といった。

 はたして神谷の手帳には、根本一男という名があった。課長の村井(片桐竜次)は兵藤(不破万作)らに京都市内の同姓同名の男をしらみつぶしで探すように指示を出す。

 一方、鳥居(渡瀬恒彦)と洋子(櫻井淳子)は映画村で剣劇を見物していた。そこの女剣士・高村美奈(遠野凪子)は終了後、鳥居を見て笑顔で駆け寄ってくる。
 鳥居たちが美奈を訪ねたのには訳があった。昨夜の被害者の神谷は10年前、あるヤミ金融に勤めていて、実はそこの社長の娘が美奈なのであった。10年前、その社長は階段から転落死し、それを目撃していたと思われる当時13歳の美奈はショックからか一時的な記憶喪失になってしまい、真相はやぶの中。その日以来鳥居はヒマを見つけては美奈を訪れているという関係なのだ。
 美奈は嬉しそうに鳥居に婚約の報告をする。相手の名は根本一男(東根作寿英)。やり手のインテリアデザイナーだというのだが…。

【ゲスト】    遠野凪子        東根作寿英

  放送日 第8話 2003年6月12日(木)

多分、明日も森本組作品だと思いますので、次もこの想い話させていただきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする