昨日、
皇居三の丸尚蔵館へ行きました。
事前にオンラインでの日時指定の予約しました。
皇居は
東京方面へ出かけても、いつも通過点で足を運ぶことがなかったので、
早めに着いて、まずは皇居の見学です。
東京駅の丸の内側改札から大手町~皇居・二重橋へと15分程歩きます。
二重橋は他には類を見ないような重厚な造りでした。
道路沿いには観光バスが何台も止まっていました。
二重橋から、広ーい砂利がひかれた広場を
遠くにビル群を見ながら東御苑へ歩きます。
子供が結婚式を挙げたホテルも見えます。
右手にはビル群、左手にはお濠とお城の石垣を見ながら東御苑へ。
大手門を入るときには手荷物検査があります。
入ってすぐに 『三の丸尚蔵館』今回の目的です。
尚蔵館で伊藤若冲や横山大観の名品を鑑賞後、
天守閣跡へ。
天守閣跡から見ると
今は、何もない広場ですが、
当時の本丸御殿の説明がありました。
「なるほど~ 大奥ってここにあったのか~」
竹橋門から北の丸へ抜けるコースがありましたが、北の丸はパス。
昼食をとりたかったので皇居を後にして神保町へ。
鰻を食べたかったのですが、お目当てのお店は12時半には売り切れ・閉店で食べられず。
そのまま、地下鉄で帰えることも考えたのですが、
また来ることはないかな?二の丸を見学したいなと、
再び歩いて平川門から、皇居へ。
竹橋門も平川門も入る時には手荷物検査があります。
二の丸は菖蒲がきれいでした。
木漏れ日の道を歩いて大手門へ。
大手町~東京駅と、
高層ビル群を見上げながら来た道を歩き帰路につきました。
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『皇居三の丸尚蔵館』
伊藤若冲 4幅 (写真撮影が許可されている作品のみを撮影)
横山大観<朝陽霊峰>
狩野永徳<唐獅子図屏風>
展示数は少ないのですが、
記憶に残る名品ばかりでした。
『本物』を鑑賞ことも大切ですね。
日時指定で、さらに入館人数の制限もあったので、
ゆったり鑑賞することができました。
足を運んで良かったです!
〈やまざくら(夫のペンネーム)の談〉
特に、この大観の大作は、
大観がどこから描写したのかと詮索するよりも、
富士と向き合っている大観の心象風景を窺える気がして、
暫し見入ってしまいました。
若冲は、言うまでもなく、
鶏をモチーフにした一連の作品で特に有名です。
若冲は家の庭に鶏を何羽も放し飼いにして、
その動きを綿密に観察しデッサンを重ねていたそうです。
このデッサン力に、他の追随を許さない鶏冠の赤を加え、
今にも動き出そうかという、その迫力は圧巻です。
今回の展示会のポスターにも採用されている若冲の動植綵絵の孔雀は、
高級な絹地を用いて裏側から彩色し、独特な孔雀の羽の透明感を描き出しています。
細かい描写だけではない、圧倒的な技量に魅了されます。
また、訪れたいと思いました。