亡母の三七日忌の日です。
葬儀が一日延びて仮通夜のあった日曜日、仕事や学校があるひ孫達は、お別れだけに来て日帰りしました。瑞浪市から来た在所の兄の孫、3人の内2人も、この日同じ行動をしました。
ひ孫等は亡骸に礼拝した後、居間の大コタツに在所のひ孫も入って、ひ孫大会の有様でした。葬式は孫の祭りと言うからね。
一番年上の瑞浪から来たひ孫はスマホを出して、チョコチョコやっていました。彼は兄の最初の孫にあたり、今は名古屋工業大学情報工学科の大学院2年生になったばかりです。
彼が生まれたときも丁度お盆だったか、高山市の病院で生まれ見に行きました。盆、正月、祭りなどよく来てくれて、幼い頃から亡母に可愛がられました。私とも幼少からじっ懇の仲。
「来春は博士課程に進むのかい」
「いや!行かん、就職する」、「その方がええ、オーバー・ドクターなので・・、ところで俺もブログやってるぞ、スマホで見えるやろ」。
彼は中学生でもうバリバリのパソコンマニア、高校生の頃からブログを開設していて、ブログのタイトルも教えてくれ見ていましたが、私のマシンのハードディスクが壊れて、題名も忘れて全てパーになりました。
今は別のブログサービスでアップしてると、昨年2月に親族ゴルフをやった時、帰省していて聞きました。
タイトルを云うとチャチャチャと操作して画面をすぐ出しました。
「フン、フン」と斜め読みしていた彼に、「スマホは真ん中の記事だけでなく、横のフレームは見えんのか、今日の訪問者を見たいが・・」、「パソコン・モードに切り替えると見えるよ」と、すぐ表示してくれました。記事をアップしなかったのに80人近くの訪問が出ていました。
彼は、「結構人気あるね!お気に入りに入れて時々のぞいてやるよ」、「インターネットで作った名刺やるよ」、「要らん」と素っ気無かった。
「ところでお前のブログ教えてよ」、「駄目!」とこれも素っ気無かった。通夜の不寝番でよくビールを飲んでくれた、彼の父に聞くと、論文のようなブログで読まないほうがいいといった。合成音声の研究をしてるとか。
昨年2月の彼の家近くの親族ゴルフは彼の父母、祖母も入って賑やかだった。祖母は嫁と孫の大学卒業式に行こうと予定している、父は成績優秀賞を貰うと喜んでいた。
亡母は子4人、孫9人、ひ孫19人、玄孫4人の直系だった。彼はそのひ孫の中の俊才だ。子供の頃から塾には縁遠い田舎で、亡き祖父と祖母に大事に育てられ、高校も大学も何の苦労も無くスイスイと進んで、好きな学問を勉強している。
妹二人も大学だし、彼は学問ではひ孫一同に模範を示してくれた。それを我が家の孫等にも示し、がんばれメッセージの今日のブログです。
*一番喜ばれたスマホは姉のニ男が入れていた、亡母の玄孫、岡崎の2歳になる女児が遊具のお馬に乗ってひょいひょい遊ぶ動画だった。「お馬の親子」の歌が鳴る遊具とか、ところどころでスイッチに手が伸びる様は何とも可愛かった。
付録)以下は学生のひ孫達に!
・名工大 平成22年度学位記授与式 学長式辞 職業人としての心構えの訓示を読んでくれ。
・名工大同窓会 平成22年度 名古屋工業会賞贈呈 理事長挨拶
・名古屋工業大学同窓会「社団法人名古屋工業会」 22年度事業報告 学長より推薦のあった成績優秀な22名に対し「名古屋工業会賞」を贈呈。(PDFファイルのため アドビリーダーのダウンロードを要す)