2013年度政府予算案が決定しました。公共事業を増やし人からコンクリートへ、という骨格のようです。選挙公約だった生活保護費が削減される。前年度比-679億円の2兆8224億円の予算です。公共事業は+7119億円増えて10兆4770億円等々です。
生活保護費は最低賃金で働いて生活する人と、生活保護で生活する人の逆転現象が起きて是正措置が求められていました。
生活保護はセーフティネットの最後の砦ですが、受給者数が過去最高の214万人に達し、増え続けている。
2011年 県別生活保護 世帯数・人数 ランキング
平成17年度生活扶助基準の例 (平成17年度) 厚生労働省ホームページ
東京都区部等 | 地方郡部等 | ||
標準世帯(33歳、29歳、4歳)* | 167,170円 | 130,680円 | |
高齢者世帯(68歳) | 80,820 | 62,640 | |
高齢者夫婦世帯(68歳、65歳) | 121,940 | 94,500 | |
母子世帯(30歳、4歳、2歳)* | 177,900 | 142,300 | *母子加算、 児童手当加算含む |
過日、わが市の市会議員が議会便りを送ってくれました。岐阜県・各務原市、人口15万人の例は 平成24年4月現在 463世帯 全世帯比0.8% 604人 全人口比0.4% とあります。比較的健全な市といえます。
生活保護は働きたくても諸種の事情で働けない人、シングルマザーなど真に援助しなければならない人は当然ですが、不正受給、外国人労働者への支給と居座り、単身世帯の扶助額は渇々の生活、5人世帯なら時に旅行も・・など制度面も問題山積のようですね。
私は断酒会とか、アル症治療を通じ生活保護受給者とも何人か接した経験があります。本来弱者の味方なのですか・・。
県知事選が終わり現職3選です。新聞は県政を総括しています。昨年岐阜国体に県と市町村が約250億円を費やしたと報道しています。県職員のひとりは「この大盤振る舞いを福祉や医療に回せたら・・」と語っています。えっつ!桁が違ってない。いいえ確かに250億です。起債許可団体なのに・・。福沢諭吉(学問のすゝめ)は、
政府----国民(県民)の賢愚の反映
国民(県民)の責任-----相応の知徳
付録)gooブログに表を入れるには---Windows Live Writerで起稿しなければ入りません。この編集エディタはインストールした後初期設定が必要です。設定方法は、「いば日記」さんや、「gooブログでWindows Live Writerを使うための設定」、を参考にしてください。