■米国イーストマン・コダック社がニューヨーク証券取引所から「株価低迷」に関し、
1ドル割れがこのまま続くと「上場廃止になる」との警告を受けた。(今朝の新聞記事)
・世界初のデジタルカメラは、36年前の1975(昭和50)年、同社のSteve Sassonが
世界初のデジタルカメラを発明(画像サイズ100×100の10,000画素(ピクセル))。
テレビジョンに映し出して見せた。
・その後、アナログ方式ではあるが、磁気メディアへの保存を可能にしたソニーの
「マビカ」(1981(昭和56)年)が続く。
・1988(昭和63)年、富士写真フィルムがデジタル方式で記録する試作カメラ
「FUJIX」を発表した。
・米国の「Dycam」が1990(平成2)年に発売した「Dycam Model 1」が市販された
最初のデジタルカメラとされている。
以後、ここ数年「飽和状態」とまで言われるほど爆発的に普及してきた。
・年々、世界の写真フィルムメーカーが市場から退場しているなか、日本の
「富士フィルム」はデジタル・カメラだけでなくフィルムカメラも開発、意気軒昂。
コダック社はフィルムへの過大な自信が災いし、事業転換に後れを取ってしまったと
みられる。
◆陰の声:大河ドラマ「平清盛」の放映が始まる。
「驕る平家は久しからず」の譬えのとおり、画像記録フィルムの世界に君臨した
天下のイーストマン・コダックも証券取引所から警告を受ける時代になった。
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現地時間1月4日の終値は前日よりさらに18セントも下がり47セントに、前途多難。
GoogleやAppleが特許取得を模索とも。
◆陰の声:今年初の駄洒落
・コダカラー(Kodacolor)
1942(昭和17)年に発売され、長年にわたり世界のトップを争ったカラー・ネガ・フィルム。
和名:「子宝ー」
由来:結婚写真をこれで写すと子宝に恵まれるとか・・・。
・コダクロ―ム(Kodacrome)
カラー・リバーサル・フィルム。反転フィルムとかスライド用フィルムとも呼ばれ、
多くの愛用者がいたが、2009(平成21)年6月22日、製造打ち切りを発表。
和名:「子多苦労ー無」
由来:少子高齢化時代の救世主、子沢山でも苦労なし。
名称はどうであれ「子ども手当」シッカリ弾んでね
■が初めて手にしたデジカメはあしたのブログで。