COSMOS

"忠太"奮闘記

天寿まっとう、ご冥福を祈ります

2011-05-31 10:44:47 | お付き合い
Rセンターでお近づきになったY氏宅を昨日弔問した。
97歳、見事に天寿を全うされた、ご令室のお母さんである。ご冥福を衷心よりお祈りする次第。

さて、氏とは偶然にも年齢と趣味が近く意気投合(自分で勝手に思いこんでいる)、週一回は出かけて話しの花を咲かせている。

氏は永年、日本鳥類保護連盟会員として野生生物研究・野鳥保護に寄与しておられる。
1973年(S48)9月宮島の対岸に洋酒メーカーS社の宮島工場が操業開始した際、同社の企業メセナの一つとして野鳥の楽園「バード・サンクチュアリー」を建設したが、その折アドバイザーとして関与された。
S社は〝Today Birds, Tomorrow Man〟
(「今日、鳥たちの身に起きていることは、明日は人間の問題になるかも知れない」の意)を掲げ、
野鳥の保護に積極的に取り組み、愛鳥キャンペーンを展開している。

原点は、ここらに?
・「沈黙の春」(レイチェル・カーソン著)
・『成長の限界―ローマ・クラブ人類の危機レポート』(MIT・デニス・メドウズほか)

残念ながら、大野のサンクチュアリーは1996年(H8)5月末S社工場の操業停止に伴い閉鎖されてしまったが、「白洲蒸留所」の方は健在。


近年、世界各地で頻発する災害を見るにつけ、火の玉から気の遠くなるような時間をかけ、ようやく生物が棲める環境になった宇宙船「地球号」が怒っているのではないかと気になる昨今ではある。

話変わり、Rセンターのレスト・ハウスで売っているI社の「あずきバー」(100円)を良く買うのだが、このたびの災害対策非常食「えいようかん」なる新商品を発売したそうな。
5年半保存可能の羊羹で、1本でご飯一杯分のカロリーがあるとのこと。価格もリーズナブルだ。
〝想定外の・・・〟などととぼけるより、自分の身は自分で守ろう! 早速ネットで注文“忠太”

もう一つおめでとう!

2011-05-28 09:23:45 | ちょいと一杯
もう一つのおめでとうを・・・。
インストラクタ養成コースを受講してくださったY.K.さん(旧姓:Tさん)のところは
今月2日に男子無事出産、お名前は「歩(アユム)くん」。

「歩」から即座に連想するのは、アポロ11号で月に向かい1969年7月21日月面に降り立った、
ニール・アームストロング船長の言葉だろう。

原文:That's one small step for (a) man, one giant leap for mankind.
※(a)は実際には述べられなかった不定冠詞で後から修正されたのだそうである。
邦訳:これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。

我が家のおめでとうにかまけ、うっかりブログへの記録を失念するところだった。
歩くんも〝這えば立て、立てば歩めの親心‶の、ご両親の愛情に応え、素晴らしい人生の
一歩を踏み出されんことを、ひたすら祈り乾杯!!“忠太”です。


おめでとう

2011-05-27 22:04:00 | 雑談
ミセスTさんから嬉しいニュースが飛び込んできた。
彼女は、かつて教室のインストラクタをお願いしたこともある才媛。
今月19日に、2956グラムの元気な男の子を無事出産の由、母子とも健康とのこと。
ご主人の仕事(ビデオ制作)の都合で、数年前に東京に転居された。
MS社の最高レベルの資格総なめに!“忠太”もギャフン。
漫画好きの夫婦のユーモアたっぷりなホームページ「こんなんありマンガな」も
好評だった。
凄いDNAを受け継いだボクちゃんの将来が楽しみ。

早くも来年は「Windows8」

2011-05-24 21:46:55 | コンピュータ
早くも来年は「Windows8」
昨23日東京で開かれた米マイクロソフト社の開発者向けフォーラムで同社のCEO
スティーブ・バルマー氏が同社の今後の戦略について講演し、語ったとのこと。
今後のICT技術の核として同氏は
・NUI(Natural User Interface)
 音声やジェスチャーでパソコンの操作ができるようになる
*実用化までに時間はかかるだろうが、障がい者・高齢者にとって朗報といえる。
 PCが手話で動き、言葉で動く時代が一歩近づいた。
 ついでに、超小型モバイルやスレートPCで「自動要約筆記」が高速にできるようになれば、
 難聴者は大助かりだが。
 当分は石版で辛抱するしかないか?

・「自然言語処理」
 自分のPCに自分で質問することで意思を伝えられるようになる
・「HTML5/JavaScript」
 IEが進化していく
・「ICチップとフォームファクタ」
 Intelに加えAMDやARMなどのSoC(System-on-a-chip)をサポートしていく
・「クラウド」
 Windows Azure、SQL Azure、Office 365などに加え、Skypeも重要になる
などを列挙。

ヤレヤレまた忙しくなるぞ!・・・・で、ちょいと一杯の“忠太”

懐かしのアンクルトリス

2011-05-20 05:34:53 | ちょいと一杯
~Rセンターでの最近の話題から~
 昭和30年代の初めに庶民の味方として、「洋酒の壽屋」(現在のサントリー)が大衆向けウイスキーとして発売した「トリス・ウイスキー」

 大昔の記憶をたどると、「トリスバー」でストレート・シングル1杯35円(小皿に一つまみのピーナッツもついていた)、同ダブルが50円位、ハイボールは100円位じゃなかったかな?
懐の淋しい学生やサラリーマンには、とてもありがたかった。
 しかし、酒肴の好みも時代とともに変わり、多様化し焼酎やイロモノが人気を集めることになる。
 ウイスキーはハイボールから水割りやオンザロックスに主役の座を奪われることになる。
赤い灯青い灯から遠退いて久しく、巷の情報に疎くなったが、このところハイボールがリバイバルし若い人たちの人気を得ている模様。
チューハイ人気で目覚めたサントリーの作戦が見事に当たりハイボール復活である。

 負けてはならじと、未開梱のダンボールの山からソーダ・サイフォンを探したがガスカートリッジが1ダース見つかっただけ、転居の際処分してしまったらしい。
 ネットで調べたら1~1.5万円近くの値が付いていてちょっと躊躇。

 また、当時トリスバーで無料で配られていた壽屋の広報誌「洋酒天国」(昭和31年創刊、編集委員:開高 健・柳原良平・坂根進の3氏)の話題におよび弾んだ。
そして、柳原良平氏描くところの「アンクル・トリス」がイメージキャラクターとして登場(昭和33年ごろから登場)。
  
このようなクールなドリンカーになりたい“忠太” 無理か?


ウイルス潜入か?

2011-05-19 11:08:21 | コンピュータ
 昨日、WindowsVista起動後、メーラー(Windows Live メール)・ブラウザ(I/E,Google Chrome)が起動しなくなり、やむなく通常の手順でシャットダウンし、再起動した。

 ところが、こんどは画面真っ黒で先に進まず、唯一「マウスポインタ」だけが動く珍現象。
クリックするアイコンもない訳で、どうにもならず、リセットかけてみたがダメ。

 電源ボタン長押し強制終了操作で、取り敢えずシャットダウンし「セーフモード」で起動。
再度シャットダウンし正常に再起動したので、おおかた2時間半くらいかけCドライブのウイルスチェック(有償版ESET Smart Security)を実施したが検出されなかった。

しかし、この現象はウイルスの可能性があると診られている。
S社のサイトでは次のように説明している。
 ~参考までに引用~
 トロイの木馬(ウイルスの一種)などのマルウェアが原因で、本症状が発生することが確認されています。
 メールの添付ファイルや、インターネットでダウンロードしたファイルを実行することなどにより感染した可能性があります。
以下の対処後に、ご利用のウイルス対策ソフトウェアのウイルス定義ファイルを最新にしてウイルススキャンを行い、ウイルスの駆除を行ってください。  とある。
 ~引用ここまで~
 幸い、復元操作やリカバリまで実行せずに、正常動作に戻っているのでしばらく様子見することにした。
 しかし、「トロイの木馬」ゆえ、いかなる操作で目覚め行動を起こすのか不安は残る。
 それにしても、漆黒の画面の中でマウス操作に反応し、ポインタだけが動くのは不気味そのもの!
 アチコチうろちょろ反省の“忠太”



都大路は葵祭で人の波

2011-05-16 14:58:15 | 旅行
 上賀茂神社~下鴨神社を行列がわたる、京都三大祭り随一の「葵祭」を一目観んものと全国、否全世界から多くの観光客で賑わう都大路。
 そんな中、孫のお宮参りに14~15日、京都に出かけ平安神宮にお参りした。
時刻が重なり合ったのが幸いし、こちらは人もまばらでゆっくりできた。
(画像クリックで拡大)
 前日までの「黄砂」もほぼ収まり、好天に恵まれ「右近の橘」も白い蕾が開花寸前、遅れ気味の初夏の訪れを告げていた。

 参拝後、四条烏丸の「美濃吉」でお昼に。
 お店の配慮か赤飯の〝ちまき〟で祝ってくれた。
因みに、祭り見物の桟敷席は一人2000円とのこと、来年の楽しみに残し、帰途につく。
 混雑の裏街道を行く“忠太”でした。

思い込み

2011-05-12 17:47:31 | 雑談
 10日付けのA紙「○声○語」執筆者が7日付の同コラムで、漱石の小説「坊ちゃん」から、坊ちゃんと山嵐のやり取りを逆に引用してしまったことを読者に指摘され、少年時代に読んで以来そう思い込んできたとのこと。
 “忠太”はというと、10日付のブログタイトル「早起きは三文の徳」の「徳」を、恥ずかしながら、頭の中では損得の「得」と思い込んで使ってきたが、上記のコラムで誰でも思い込みというものがあるんだとひと安心した次第。

 ついでのことに、
 昭和20年代に上映されたアメリカ映画「腰抜け二挺拳銃」の主題歌「ボタンとリボン」(原題:Buttons And Bows)。
主演:ボブ・ホープ、ジェーン・ラッセル
映画で歌っているのはダイナ・ショア(Dinah Shore)。

 日本公開後、このテーマソングの日本語版を「池 真理子」という歌手が流行させた。
♪都が恋し 早く行きましょう・・・・♪で始まるこの歌を、記憶している高齢者も多いことと思う。

 ところが、である。中学生の“忠太”の耳には映画も池真理子も「Buttons And Bows」の部分(なぜか、この部分だけが英語で唄われていた)が「バッテンボー」と聞こえる。
 当時あまり興味もなく時が過ぎたが、思い込みのコラムを読んだついでに調べてみた。

奇特な方が歌詞を紹介して呉れていたので、一部を引用させていただく。
East is east and west is west
And the wrong one I have chose
Let's go where I'll keep on wearin'
Those frills and flowers and buttons and bows(この部分がバッテンボーと聞こえた)
Rings and things and buttons and bows
~以下省略~

ダイナ・ショアーの唄
ボブ・ホープとジェーン・ラッセルのデュエットも聴ける

日本語版では
都が恋し 早く行きましょう
帰りたいわ あなた
にぎやかな バッズァンボゥーズ(この部分がバッテンボーと聞こえた)
~以下省略~

  久しぶりのボブ・ホープとジェーン・ラッセルにコーフン気味の“忠太”  

早起きは三文の徳

2011-05-10 06:00:00 | 音楽
春が来て、Rセンターの野鳥たちも賑やかになってきた。
Y氏によると、さえずりを聴くには早朝・夕刻が適しているとのこと。
いつもお昼前にきて、今日も鳥たちは昼寝かな?とひとり合点していた。
今度行くときは開門時間を見計らいガンマイクでしっかり録ってくるつもり。

さて、早朝で思い出すのは、不朽の名作、タンゴ「El Amanecer」(夜明け)。
鳥のさえずりで始まることでも有名な曲だが、あの鳴き声の主は?と聞くだけヤボ。
バイオリンで奏でる鳥のさえずりなのだ。
しかし、一体何の鳥の鳴き声を真似て演奏しているのか?
聞くは一時の恥というから、念のためY氏にたずねてみよう。
  有言不実行の“忠太”です。(>_<)

果たして、泉下の故人は?

2011-05-09 08:14:39 | 音楽
 先月、SONYの大賀典雄氏が亡くなり、その業績を称えたばかりだが、子会社・孫会社から
顧客情報の大量流出という言わば後輩たちの不始末に「泉下の先輩」はどう感じておられるだろうか。先人たちの努力と信用がアッという間に瓦解してしまった。

 話変わって、一昨日、Rセンターで鳥のさえずりを聴きながらの、「後期高齢者」たちの他愛もない話題の輪に入らせてもらった。
 そのあと、先日寄付した「スズラン」の移植場所から帰途でのこと。
静かな遊歩道を歩きながら、「Y氏」と音楽談義になり、昭和30年ころ関東地方で流れていた民放の「これがタンゴだ!」という新譜紹介番組について水を向けると、すかさず「Este Es El Tango Porteno」ですな!と、答えが返ってきたので、途端に嬉しくなってしまった。
というのも、学生時代に手作りのラジオでこの番組を聴き続けていたからだ。
 東芝EMIがアルゼンチン・タンゴの新譜(LP)を民放の電波に乗せ紹介する番組で、オープニングテーマ曲「エル・ジョロン(泣き虫)」の軽快な音楽に乗って、ホルヘ・カルダーラさんの歯切れの良いスペイン語の次のようなセリフが続く。
“Este es el Tango Porteno!!
esprecion y sentir de un pueblo que surcando mares,
tuvo la virtud de llegar a todos los corazones.
! Este es el Tango Argentino!
Porteno, sentimental,arrabar, centro,portada y farol,
corazon y sentimiento,・・・・
Arolas, Bardi, Cobian, De Caro,Lourenz, Maffia,・・・・”

このレシタード(朗吟・吟唱)に続き、「皆様ご機嫌いかがでいらっしゃいますか。
毎週、東芝エンジェル・レコードがタンゴ・ファンのみなさまに生粋のアルゼンチン・タンゴを聞いていただく、この時間、高山正彦が担当いたします」と続く。
 ※因みに、第1回の放送は1955(昭和30年)7月25日、文化放送で月曜日の夜、9時だった、とのこと。
  奇特なタンゴファンが書き取ったものを自身のWebサイトにアップしてくださっていた、感謝しレシタードと高山正彦氏のナレーション部分を転載させていただく。
 あわてて、カセットテープの山の中からタンゴを探す “忠太”でした。