今日、11月9日は雨が予想されていたので、奈良へ行く予定を取りやめました。
こんな日は映画館か美術館です。
樹木希林さんの最後の映画作品を観たいと思って、まずは森下典子原作の「日日是好日」を読みました。
お茶が教えてくれた15のしあわせと副題がついています、茶道についての著者の体験談です。
15の副題がとても素敵です、お茶を時々習っていますがいつまでたっても作法は覚えられません、本を読みながら作法以外のいろんな事も勉強になりました。
著者は25年お茶をやっていてもまだまだ学ぶことが多いと、学びとは自分を育てることだと。
映画はでは樹木希林さんが「武田のおばさん」を上手に演じられていました。
黒木華さんも本の主人公のイメージに合っていてよかったです。
没後50年を記念する大回顧展「藤田嗣治展」が京都国立近代美術館で開催されています。
藤田嗣治は日本生まれの画家、彫刻家。第一次世界大戦よりフランスのパリで活動、猫と女性を得意な画題とし、日本画の技法を油彩画に取り入れつつ、独自の「乳白色の肌」とよばれた裸婦像などは西洋画壇の絶賛を浴びたエコール・ド・パリの代表的な画家です。フランスに帰化後の洗礼名はレオナール・フジタ。
好きな画家の1人です、2006年5月に京都国立近代美術館で、生誕120年「藤田嗣治展」が開催された時にも訪れていました。裸婦の乳白色が素晴らしいです、他の画家にはない色です。猫もかわいいです。
金曜日は夜8時までなので夕方行き、人が少なくゆっくり鑑賞出来ました。
京都国立近代美術館