一か月間にわたる祇園祭の中でもハイライトの山鉾巡行を見学しました。
7月17日前祭巡行を烏丸御池のビルの2階からの見学で、絢爛豪華なけん懸装品をまとった山や鉾は見ごたえがありましたがご神体(人形)が正面ではなかったのは残念でした。
祇園祭には、「鉾」と「山」の2種類があり、その大きな違いは、鉾には真木(しんぎ)が支える鉾頭があり、山には山岳信仰に基づいて山を表す真松が立てられることです。
前祭り巡行では長刀鉾を先頭とする23基の山鉾が四条烏丸から河原町、御池、新町通りを巡行します。
全部撮影したつもりでしたが油天神山と太子山が撮り損ねていたようです。
長刀鉾
祇園祭の先頭を行き、生き稚児を乗せる唯一の鉾
蟷螂山(とうろうやま)
御所車の上のからくり仕掛けで動くカマキリは愛嬌たっぷり
芦刈山
翁が着る重要文化財の旧衣装は山鉾の中では最も古い
木賊山(とくさやま)
函谷鉾(かんこぼこ)
稚児人形喜多丸君(きたまるぎみ)180年の節目
郭巨山(かっきょやま)
綾傘鉾(あやがさほこ)
伯牙山(はくがやま)
菊水鉾
保昌山(ほうしょうやま)
鶏鉾(にわとりほこ)
鉾頭の三角形の中の円形は鶏卵が諌皷の中にある意味で、鶏鉾の名の象徴となっているとも言われる
白楽天山
四条傘鉾
色あでやかな衣装をまとった地域の小学生が踊り方として巡行に参加
孟宗山(もうそうやま)
月鉾
重量・高さともに全山鉾一
山伏山
占出山(うらでやま)
霰天神山(あられてんじんやま)
放下鉾
岩戸山
船鉾