最近、コニカミノルタプラザで観たい写真展が続いています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/7a/0a52166e98d0e2bae13597ad27593f3d.jpg)
金子裕昭写真展
タンザニア セレンゲティ
『生命の足音』
前回もこの方の写真展を観させていただきました。
主に、チーター・ライオン・ヌー・キリンなどの様々な表情。
弱肉強食を躊躇いもなく捉えたショッキングな場面も。
でも、これがサバンナでの日常なんだよね。
喰うか喰われるか。
それでも、常に肉食動物が優位かと言えばそうではない。
狩りは命懸け。
親が仕留められなければ、子供も飢え死にする。
そんな厳しい世界を生き抜き子供達に命を繋げていく野生動物の強さと潔さ。
無駄になる命はどこにもない。
一つ一つの命の何と尊いことか。
写真とはいえ、本来の地球の姿を垣間見た気持ちです。
隣のギャラリーでは、また別の形で命の尊さを考えさせられました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/0c/8c64874524feb243c3512fac896636e2.jpg)
高塚陽一写真展
『川の記憶』~ヒロシマ 今も忘れない~
今から68年前、灼熱地獄をさ迷いながら、水を求めて入水していった多くの人達。
この大きな川は、遺体で埋め尽くされたそうです。
広島の街の慰霊碑には、必ず水が添えられていて、水を求めて亡くなった人達に捧げるための慰めの思いが込められているそうです。
今も変わらずに広島を流れる川。
すべての写真がモノクロなのは、当時本来の色を失った街の地獄絵図と重ねての事なのか。
遺影のような気持ちなのか。
カメラマンさんは、牧師さんなんだそうです。
小学生の時、毎年戦争を学ぶ特別授業がありました。
悲惨な写真パネルが教室に飾られ『にんげんをかえせ』が上映されました。
正直、当時はまだよく理解出来なかったけど、爆風を浴び、一瞬で蒸発してしまった人の座っていた姿がそのまま壁に黒く残った写真や、元気に登校していった小さな息子の遺品となったお弁当箱が真っ黒に焦げてひしゃげた様子は、未だにハッキリ脳裏に焼きついていて、胸を締めつけます。
奇しくも今日は、8月6日。
日本人は忘れてはいけない、背けてはいけない。
記憶を、記録を、これからも伝え続ける義務がある。
かつて、戦争で犠牲になった一人一人の命が尊いものであったこと。
その歴史の中で生かされている今の自分達の命の大切さを。
忘れてはいけない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/7a/0a52166e98d0e2bae13597ad27593f3d.jpg)
金子裕昭写真展
タンザニア セレンゲティ
『生命の足音』
前回もこの方の写真展を観させていただきました。
主に、チーター・ライオン・ヌー・キリンなどの様々な表情。
弱肉強食を躊躇いもなく捉えたショッキングな場面も。
でも、これがサバンナでの日常なんだよね。
喰うか喰われるか。
それでも、常に肉食動物が優位かと言えばそうではない。
狩りは命懸け。
親が仕留められなければ、子供も飢え死にする。
そんな厳しい世界を生き抜き子供達に命を繋げていく野生動物の強さと潔さ。
無駄になる命はどこにもない。
一つ一つの命の何と尊いことか。
写真とはいえ、本来の地球の姿を垣間見た気持ちです。
隣のギャラリーでは、また別の形で命の尊さを考えさせられました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/0c/8c64874524feb243c3512fac896636e2.jpg)
『川の記憶』~ヒロシマ 今も忘れない~
今から68年前、灼熱地獄をさ迷いながら、水を求めて入水していった多くの人達。
この大きな川は、遺体で埋め尽くされたそうです。
広島の街の慰霊碑には、必ず水が添えられていて、水を求めて亡くなった人達に捧げるための慰めの思いが込められているそうです。
今も変わらずに広島を流れる川。
すべての写真がモノクロなのは、当時本来の色を失った街の地獄絵図と重ねての事なのか。
遺影のような気持ちなのか。
カメラマンさんは、牧師さんなんだそうです。
小学生の時、毎年戦争を学ぶ特別授業がありました。
悲惨な写真パネルが教室に飾られ『にんげんをかえせ』が上映されました。
正直、当時はまだよく理解出来なかったけど、爆風を浴び、一瞬で蒸発してしまった人の座っていた姿がそのまま壁に黒く残った写真や、元気に登校していった小さな息子の遺品となったお弁当箱が真っ黒に焦げてひしゃげた様子は、未だにハッキリ脳裏に焼きついていて、胸を締めつけます。
奇しくも今日は、8月6日。
日本人は忘れてはいけない、背けてはいけない。
記憶を、記録を、これからも伝え続ける義務がある。
かつて、戦争で犠牲になった一人一人の命が尊いものであったこと。
その歴史の中で生かされている今の自分達の命の大切さを。
忘れてはいけない。