まだまだ足りない

急遽、一部だけ明日納めることとなった商品の二次加工からとりかかった。
セッティングに時間を要し、午前中では３０%ほどしかできなかった。

昼からは仕入先を２件回って戻ってきた。
途中、午前中にやっていた商品の一次加工作業でハプニングが行ったと連絡が入り、
やきもきしながらの帰社となった。

幸い、電話で聞いた印象より状況は重くなかった。
セッティングをし直して、二次加工へ戻った。
４時頃になって内職回りをして、雑務処理。
再び二次加工へ戻ってなんとか明日の納品数量を完了した。

そこから、長期戦となるいつもの加工作業へ。
８時半まで作業を続けて、各種管理表の更新と明日の段取りを確認し、
９時過ぎにて本日の業務終了。

雨上りはいいもんだ

眠りが浅くなってきたあたりで、とある女性芸能人が出てきた。
しばらくして居なくなったと思っていると、
どっかのシーンでまた登場していた。
こんなことが繰り返しあったのに、
今はもう誰だか思い出せない。

明るい朝のひかりがカーテンのすき間から入っていた。
窓を開けると期待通りの風が入ってきた。
妻がこの風に気付くときっと窓を閉められる。
そう考えて少し大きく窓を開けた。

顔を洗う水温もちょうど良かった。
引きずっていた眠気が、ひとしずくずつ溶けていく感じがした。
食欲もありいつもより早く完食していた。
ずっと続いている軽い喉の痛みはまだ残っている。

家を出ると初夏の日差しだった。
雨に洗い流された空に、
大陸から入り込んできたと思われる乾いた風が映えていた。
こういう時こそ、気を引き締めて挑まなければならない気がした。