充電しながら＞放電中

風は朝の空気をまとっていたが、日差しはもう昼前の装いだった。
今日は一日休みたいところだったけれど、
半日の休暇で折合いをつけることにした。

じっくりと新聞を読みながら朝食をとった。
トイレに籠ってあれこれ算段し直してみたが、
やはり一つは片付けておかないと、
私がこなさねばならない予定から、
ゆとりがなくなってしまうのだった。

駅へ向かう光景はまさに休日そのものだった。
通勤の影はなく、
家族連れや親子連れが眩しかった。

駅へちょうど着くタイミングで電車が入ってきた。
悠然と見逃して次を待つことにした。
ど真ん中だったかなぁ～。