中古クラブ

先週は大雪に見舞われて、使い古したゴルフクラブで道路と家までの雪かきをすることになった

その翌日から始まった両腕のダルさが、ようやく消えた

こんな形でゴルフクラブを再び握る事になるとは思ってもいなかった



心の成長痛も、訳の分からぬ物を振り回して起こっている現象なのかもしれない

闇雲に精いっぱい振って、その感触に一喜一憂しているようでもある

良いとか悪いとかを一旦置いておくと、それはそれでいい様な気もしてくる



ここ数日の有明直前の月が綺麗だ

感謝と恐怖の間を揺れる身にとって、安全地帯を作ってくれている

どの道、本当の自分なんて分かりっこないんだから、一寸先へ一寸先へと上を向いて歩いていこう