お盆明けから初めて自由な時間を得た。
さぞかし儲ける事ができたであろうと振り返ると、
ひと煽り食らったら吹き飛ぶ程度ではあるが、
蓄えはできたようだ。
そして、貧乏暇なし生活にとって、
手にしたこの時間の意味をカフェオレ片手に他人事のように考えている。
惰眠を貪ってもいいのにと考えてみたけれど、
もうそんな若さは残されていないようだ。
新聞を広げてみると、
とても懐かしく新鮮な感覚がインク混じりの紙の匂いからやってきた。
政治・経済・国際・社会、どの紙面も世渡り上手の罰当たりな輩からの被害報告が、
変わることなく花盛りだ。
私には読み取れないが、
こんなニュースの狭間からも、小さな変化は起こっているのだろう。
スポーツと地元のニュースは、
期待や希望に溢れる真逆な情報が散りばめられている。
ようやく家人達も活動を始めだした様子。
「おはよう」の挨拶。
少し歩こうと外を見ると路面は濡れていた。
空は曇天。
「そうかぁ」と呟いて、新しい靴をおろした。
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