犬も歩けば・・・

先を急ぐ人達の固まりに参加

車内へ乗り込む

出入口付近の人はそれぞれの都合上、動かない




後から後から押し込んでくる

「すみません」と向かい合った座席前に立つ

背中合わせのスペースへ入り込む

「無理してまで入り込むな」

と、無言の視線




乗り降りの激しい駅に着く

座席を離れる人や、そこを狙う人の動きに揉まれる

望まぬ方へ押し出される

「何を押してくんねん」と睨まれる




いつかの他人事が我が身に降ってきた

傘やカッパがあるわけじゃない

車窓眺めて時を待つ



と、雲の群れに

虹色に短く光る縦線を発見

下手の勘繰り

先週に台風が過ぎ去ってから、

朝晩の気温がグッと下がった。

そして時を同じくして、疲労感はグッと上がった。



連休中もそうだったが、

心身ともにダルさが抜け切らない。

低調安定というのか、調子良く不調な訳だ。

より一層ワケわからん世界の扉ばかりを開けている。




そうなってから、

休みと小遣いがあれば・・・

という、不毛な想像を無意識に何度かしている。



そういえば先日、祖母が夢枕に現れた。

かつての家の周りを、母や妹やご近所さんと

うろうろしていた。

これとも何か関係あるのだろうか。




・・・てな類いの休み方しかできなくなっている。

ちょっと待ってな

昨日あたりから、急に秋の深まりを感じ始めた。

特に早朝は、気温も陽射しの角度も

随分と低くなっている。



世間的に言う、この三連休も

お陰さまの仕事と、ミスによる仕事のだぶつきで、

休みなしなところ、初日の土曜に休んだ。



約１年半の間に蓄積した負のしこりや傷を

そろそろ感じ始めている。

懸命に生きようとすればするほど、

今は周囲への泥ハネばかりが気になってしまう。




ともあれ、今年の秋も堪能するには短くなりそうだ。

やがて迎える冬に向けて、少しずつ準備を始めよう。

とは、思うのだが・・・

こちらも運転見合せ中

先日は勢いあまりすぎて、
丑三つ時に街中を歩き彷徨った。

昨日は台風をやり過ごしたのはいいが、
人身事故直後という間の悪さに直撃。
駅のホームで数十分立ち尽くす事になってしまった。

そしてようやく今夜、静けさを取り戻した。
筈なのだが・・・
空回りでもしていた方が精神的には安定していたようだ。

現実？！

昨夜は久しぶりにガッツリと飲んだ

時を忘れ

我を忘れ

立場を忘れ



朝寝覚めると

何曜日かがなかなか理解できなかった。

心晴れやかに身体は絶望の果てにある。



私の正体は単なる意識の陰に過ぎないとしても、

この二日酔のように

すべては私の中にあり、私の中から発露する。