「雨漏り修理、防水工事」職人魂の防水屋、職人社長安藤のblog

雨漏り診断士、1級防水技能士、2級建築施工管理技士の有資格者である職人社長安藤の「雨漏り修理・防水工事」に関するblog

雨漏り修理完了後、厳しい判断をしてくれるのは、「雨」という検査員です。

2009-04-24 19:00:17 | 雨漏り調査・診断・修理・防水工事
画像:雨漏り危険箇所の一部分です。



今日は、荒川区で雨漏り修理をしていた職人社長の安藤です。



雨漏り修理業者の雨漏り修理が原因で、別の場所が雨漏りするようになったりするのは、いったい何が原因でしょうか。

雨漏り修理業者が何度修理をしても止めることができないのは、なぜでしょうか。


それほど、雨漏り修理は奥が深いのです。


雨漏り修理業者が何度修理をしても止められない雨漏り、なぜそのような難しい雨漏りがあるのでしょうか。


・・・不思議だと思いませんか。


木造の雨漏りと鉄筋コンクリート造の雨漏りは違います。

鉄筋コンクリート造と同じ修理の仕方では、雨漏りを止めるどころか、余計なところまで雨漏りがする原因を作ってしまいます。

つまり、中途半端にひび割れ、穴、隙間を残してシーリングで雨漏りを止めようとすると、痛い目にあう、ということです。


雨漏り修理をする前に、雨が浸入したら、その雨はどこへ流れるのか、を知っている必要があるのです。

例えば木造の外壁にひび割れ、穴、隙間を発見したら、そこから入った雨水はどこを通ってどこへ出るのか、仮説を立てる必要があります。


風が吹いている時の雨・・・、台風の場合・・・、または雨水が跳ね返った場合・・・など、
その場合、外壁のひび割れ、穴、隙間から入った雨はどこへ出るのか、・・・


もしもドレンに故障があった場合、雨水はどこに出るのか、・・・

なぜなら、そこにはたくさんの可能性があるからです。

お客さんからの情報と仮説、そして建物の構造の知識、これだけでここをどのように修理をすれば良いのかがわかります。


雨漏り修理は、とても難しいようですが、そのメカニズムはとても単純でわかりやすいものなのです。

今日の雨漏り修理は完了し、工事写真も撮りました。

それでも、この雨漏りが止まっていなかった場合は、もちろん無償で直しに行きます。


明日の天気は、雨。

雨漏り修理をした翌日が、雨漏りの検査日になるわけです。


雨漏り修理の仕方が正しいのか、それとも間違っているのか、厳しい判断をしてくれるのは、雨なのです。

僕達、雨漏り修理業者にとって、雨は検査員のような存在です。


今日の仕事、合格なのか、それとも不合格なのか、検査員の厳しい判断が楽しみです。

いつも厳しい検査員から「合格」という結果をもらっている雨漏り修理業者のWebサイト



それでは、また。





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