「雨漏り修理、防水工事」職人魂の防水屋、職人社長安藤のblog

雨漏り診断士、1級防水技能士、2級建築施工管理技士の有資格者である職人社長安藤の「雨漏り修理・防水工事」に関するblog

飲食店舗厨房、危険信号!水漏れする前に修理を!

2009-04-10 16:46:15 | 店舗厨房の防水工事
ご覧いただきありがとうございます。

現在、雨漏り調査診断修理、屋上防水、ベランダ防水、外壁防水、建物丸ごと雨漏り防水保証10年付の外壁防水塗装工事などが忙しいため、厨房の防水工事については、調査見積り工事に伺うことができません。
お力になれず、心苦しい限りです。

このページは参考程度にご覧ください。(2015.6.25)


いつも忙しく防水工事をやり続けている職人社長の安藤です。



この画像は、飲食店舗厨房の調査の時に撮った写真の一枚です。


厨房には厨房機器がありますが、ほとんどの場合、厨房の中心に排水溝があり、厨房で使用した水が流れ込みます。
・・・排水溝、そこは最もよく踏む場所なんです。


画像のように、角の部分が切れてしまい、水が排水溝の中へ入る前に、防水層の下に回りこみ、それが原因でここ以外の防水層を破壊し始めています。


水の浸入を防ぐ厨房の防水層は、破損箇所がない完全な状態においては水には強いわけですが、一箇所でも破損箇所ができてしまった場合、そこから防水層は破壊され、水に弱い防水層に変わってしまします。


そのメカニズムは、厨房の水が防水層の下にまわりこみ、その水が防水層を破壊し始める、そして・・・・、この繰り返しによって起こるものなんです。


いつも水がある状態、濡れている状態は容赦なく、強いはずの防水層を下の部分から破壊し、材料によってはふやけた様な状態になったり、またはバリバリに割れてしまったりします。

それが始まると、その破壊された箇所から入った水が、さらに破壊を続け、厨房の床の防水は防水ではなくなってしまい、無力な樹脂の残骸に変わってしまうのです。


厨房の防水修理は、確かに難しい工事です。


・・・厨房の防水、それは多くの防水業者にとって、手を付けたくない領域の一つでしょう。

なぜなら、いつもの屋上、ベランダ、外壁などの雨漏り修理とは、まったくの別物であり、ちょっと、間違えば新たな防水層も、まわってきた水によって破壊されてしまうことになるからです。


言ってみれば、「厨房の水」という怪物と戦うようなものなんです。



防水屋のみなさん、よくわからないままこの怪物を相手にすると、怪我をしますよ。


それでは、また。

職人社長の安藤

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