「雨漏り修理、防水工事」職人魂の防水屋、職人社長安藤のblog

雨漏り診断士、1級防水技能士、2級建築施工管理技士の有資格者である職人社長安藤の「雨漏り修理・防水工事」に関するblog

目的によって屋上緑化よりも、「外断熱+遮熱」の防水工法が適している場合があります。

2009-04-16 17:15:29 | 屋上緑化・特殊空間緑化
画像:セダム緑化です。この時はベンケイソウ科の多肉植物、メキシコマンネングサを使用しています。


でも、残念なことに芝緑化のように歩くことができません。
多肉植物ですから、乾燥に耐えられるように彼らはたくさんの水分を蓄えています。
ですから、この上を歩くなんてとんでもないことなんです。

利点は、緑化基盤を含めても25~30kgf/㎡で超軽量なことです。
その為、セダムで緑化をする場合は、屋上全体を緑化したい場合に適しているといえるかもしれません。


防水材もそうですが、屋上緑化に使う植物材料も適材適所です。
どこでもセダムが一番というわけではありません。
だからといって、セダムがダメというわけでもありません。


まず、どこにどのような緑化をしたいのか、それは全体のどのくらいの面積なのか、
屋上緑化をする場合、必ず荷重計算をします。
防水層を含めて、安全な荷重なのか、検討しなくてはなりません。


緑化がしにくい工場などの折半屋根にもセダムで緑化をすることが可能です。
そういう意味では、「軽い」ということはすごいことです。

しかし、「緑化をする本当の目的は何か」ということをまず最初に考える必要があります。緑化をすることによって何を期待するのか、ということです。


例えば、毎年冷房費を半端じゃないほど使っていて、その経費を削減するのが目的だとしたら、どうすればよいのでしょうか。

セダムは植物なので、全くメンテナンスをしないわけにはいきません。


さて、それでは本題に入ります。

冷房費の経費削減だけが目的だとしたら、もうひとつ方法があります。

それは、「外断熱+遮熱」の防水工法です。
これですと、10年間はメンテナンス不要です。
それに、10年経ったらダメになるわけでもありません。


冷房費の経費削減だけが目的の場合、「外断熱+遮熱」の防水工法も検討してみる必要があるでしょう。

僕は、セダムの屋上緑化も「外断熱+遮熱」の防水工法のどちらも施工しています。


どちらが経費削減に役立つのか、数値としてのデーターはありませんが、「外断熱+遮熱」の防水工法を施工したビルのオーナーの話では、今までエアコンを一番強く設定しても暑かったのに、昨年は一番低く設定してもエアコンがよく効いた、と言っていました。

これはすごいことです。
かなり、電気代を節約できた、と言うことになります。
目的達成です。


やはり、「何を求めているのか」、によって、屋上緑化にするか、または「外断熱+遮熱」の防水工法を選ぶか、検討する必要があるようです。


この様な場合、やはり頼りになるのが、屋上緑化と防水工事の両方ができる工事店です。

当然のことかもしれませんが、防水専門業者に相談すると答えは「外断熱+遮熱」の防水工法が良いと言うでしょう。

もちろん、屋上緑化工事の専門業者は、セダム緑化を薦めるでしょうね。


・・・頼りになる工事店、頼りになる・・・、
そんな時こそ、職人社長安藤に相談してください。

屋上緑化と緑化防水の専門サイト

職人社長安藤の工事店、ここは信頼できますよ。



それでは、また。

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