TVのニュースを見ていたら、ここ数ヶ月の間に百貨店の株価が上昇しているようです。
それには低価格商品の客離れが増え、高級品思考のお客様が百貨店に戻りつつあるからだそうです。
街頭インタビューで答える人も「数より質」「少しでも良い物を」など良質を求める声が圧倒的に多かったのです。
それを受けてか百貨店の幹部会議らしき様子を映していると、幹部の一人が「安いものだけが良い訳ではないのかも」「少し高くても良いものを求めているのでは?」「百貨店の考えを押し付けるのではなく、お客様の目線で」などと話している
私は、本当に今頃気付いたの???って驚きました(って言うか、笑えました)
現在、海外進出を大々的に行なっている大型衣料量販店(U)は国内の売上高が大幅に下がっているようです。
その社長さんも記者会見で「安い物だけが売れる時代が終わりつつあるのかな?」と述べていた(でもこの会社がデフレスパイラルの張本人のように言われているのですが・・・・・)
何はともあれ、当サロンもオープン以来18年間、変わらぬ価格で営業を続けてきました。
その間、一度のディスカウントや広告を出す事も無く続けて来られたのは、クレールを応援し続けて下さった、多くのお客様のお陰であります。
その、大切なお客様の気持ちにお答えするためになればと思い、ディスカウントなどのサービスよりも施術内容の充実に研究時間とコストを費やし「本質」を向上させる事を私は選びました。
今もディスカウントの裏に工夫を凝らすコストダウンには必ず消費者に暗い影を落とすことがあると考えられます。
競合店や品物が増えているそんな時代だからこそ、消費者も本質を求める事に気付き始めたのだと思います。
そろそろ、価格競争も下げ止まり「本質」の向上の競争が始まる事に期待したいと思います。