化学薬品の合成香料が危険だと言われているけど、本当のところはどうなのだろうか
最近の合成香料は皮膚刺激や眼粘膜や動物実験などの刺激性検査をクリアしているため安全だと香料メーカーは主張しています
確かにメーカーさんによっては経口検査や眼粘膜検査、または動物を使ったアレルギー検査などをまじめに行い、クリアしているものもありますが、それを何年も常用しているデータはほとんどありません(医薬品に比べると食品や化粧品は開発期間も短く認可も簡単)
でも、問題は生分解性の悪さが気になります
先日、ペットボトルが欲しくて水を買いました(ミネラルウォーターの中身は飲みませんがペットボトルをたくさん必要とします)
ところが、単なるミネラルウォーターと思って買った物にマスカットと書かれていて、ジュースではないけど、蓋を開けると凄いマスカットの匂いがしました(気持ち悪いぐらいに)
なので水洗いしてその後、水をタップリと入れておきました
ところが何日その作業を繰り返しても匂いが取れません
そのうちにすっかり忘れて、水につけたまま約2週間が経ちました
それでも蓋を開けるとまだ蓋はしっかりとマスカットの香りがします
実はペットボトルはポリカーボネートなので溶解がしにくいけど、蓋は塩化ビニールで出来ているため表面張力が強く残留しやすいのです。
そのため、石油原料の合成香料は、生分解性も悪く、しっかりとプラスチック製の蓋を溶解し、匂いが取れにくいのです。
このように合成香料の生分解性の悪さを思うとちょっと怖いですね
現在開発の商品を含め、今まで全ての開発商品にアロマオイルを配合していますが、匂いが揮発しやすく、持続性が弱いと言う欠点はありますが、それでも安全性や安心感を求めると、それが正しい選択なのかなと思います。
特に、次回の商品に採用するアロマオイルは、その原液を手につけただけで凄い保湿力とツルツル感でビックリします(原料価格にもビックリしましたが・・・・)
そう思うと、アレルギー症や敏感肌の方は特に化粧品選びの基準に香料のことを慎重に考えることをお勧めします