三年前の記事のリブログです。
昨日、長年お付き合いのあるお客様から娘さんの事で相談を受けました。
聞くところによると、娘さん(30代)の髪がどんどん少なくなり、本人も悩んでいるとの事です(元々は髪がもの凄く多く手入れが大変でした)
この娘さんも10代の頃は当店に来て下さっていましたが、年齢と共に若いスタッフさんのいるお店が楽しくなりなり、今はお気に入りのお店があるようです(それで良いと思います)
ただ、お母様によると「その店でシャンプーや育毛用のヘアケア商品も買って来るけど全然良くならない。最近は本人も気にしてるんです」との事。
それは困ったものですね。
そして施術が終り支払いが終わると「一ヶ月以内に予約を入れると一割引になる」と次回の予約を迫られるそうです。
失客させないための荒手の商法ですね。
「娘には私と一緒に行こうと、こちらのお店を勧めてるんですが、いま行きつけの店長さんが面白いからとそちらに行っているようで。しかもカード払いで支払っているけど請求書を見ると結構な金額なんです。でも一向に髪が良くならないからさすがに主人も「ええカモやな」と言ってます」と言われてました。
確かに自分よりも半分以上も年齢が若い娘さんが、お母様よりも髪が薄くなり艶もなければ本当に悲しい事ですね。
問題なのは美容室の経営方針です。
この娘さんの行かれているサロンもオリジナル商品などを作っていますが、チェーン店展開をしているので、それらの製品にも純粋にコストを掛ける事は難しのかも知れませんね(オーナーの人間性によりますが)
けどお客様が美容室に求めるものが違えば、付加価値感がまるで違うと思うので受容と供給のバランスは取れているのでしょう。
ただし失った髪はその店では取り戻すことは難しいかも知れませんね。
もしも、その娘さんが年をとって当店でも良いと思われた時には頑張って育毛をさせて頂きますが、それまでこちらの寿命が持つのかな(笑)
このブログは3年前に書いたものですが、お母様はその後も豊かで美しい髪を保っておられます。
それが予防美容と言うものです。