ある原料について調べていたら、ある製品が目に留まり、そのシャンプー剤は「アミノ酸洗浄成分やヒアルロン酸、フルボ酸などの有効成分で髪と頭皮に潤いを」と言うキャッチコピーなので、これは凄いかな?と思い配合表を見たら思わず「エッ?」ってなりました。
その配合表です。
その配合表です。
良いシャンプー(安全性が高いと言う意味で)は洗浄成分で決まると言われるほど洗浄成分が需要です。
このシャンプー剤には『オレフィン(C14-16)スルホン酸Na』が水の次に書いていますが(高配合です)この洗浄成分は高級アルコール系と比べても大差がないほど、強い洗浄力でタンパク質変性もあり、刺激性の強い洗浄成分です。
この原材料を洗浄成分の主成分としている時点で敏感肌や抜け毛の多い人は使用を避けた方が良いかも知れませんね😔
さらに宣伝にはフルボ酸配合と書かれていましたが、配合表には『腐植土抽出物』となっています。
これは先日、書かせて頂いたように、フルボ酸とフムスエキスを同じ物として配合している事がありますが、素は同じでも全く違うものなのです。
腐植土抽出物(フムスエキス)に比べると、フルボ酸は比較にならな程高価な原材料で、化粧品に配合するためにはインキコードを取得しているフルボ酸でないと^_^『フルボ酸』と表記する事ができません。
ここにもコストダウンのためのカラクリが見えてしまいますね🥲
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