日々のできごと。生物準備室より

理科教育、生物教育に関して考えたことをぼちぼち更新。たまに授業実践報告をします。

水中シャボン玉で膜の構造

2014-02-09 10:02:45 | 生物教育に関すること

セッケンの分子の親水基、
通常のシャボン玉とは向きが違うのよ~、
細胞膜と比較してみよ~

という感じで導入しました。

ついでに

をシャボン液に入れたらどうなる?
と細胞の形にも着目。
細胞骨格の話も関連させました。

高エネルギーリン酸結合のイメージ。

2014-02-06 20:50:43 | 生物教育に関すること


「代謝」の単元でADPとATPの構造の違いで登場、
「生態系」の単元でエネルギーの流れを学ぶ際にまた登場した模型です。
黒板に張り付きます。
リン酸とリン酸の間の結合にはエネルギーが必要で、
分解するとエネルギーが放出するんだよ、のイメージ補助になるかな。
この単元での目的の一つは「光エネルギーが化学エネルギーに変換される」を分かること。
少しは達成したかな・・・?


ブタの心臓観察実習のまえに補助模型

2014-02-06 05:13:14 | 生物教育に関すること


②  



 

①血管名と血流名が混同する肺循環の確認用(中学生用)

②実習に向けて、部屋の位置確認用
(製作費:400円)

③検査のための割を利用したブタの心臓観察
(芝浦臓器で購入、1400円前後)

全員には必要ありませんが、数名に役に立っているように思われます。


ウニと手羽先から骨格標本制作

2014-02-05 00:27:03 | 生物教育に関すること

 

進化の単元で作成したウニの骨格標本とニワトリ手羽の骨格標本。


ウニは他校の実習で使用したウニがお亡くなりになったあと冷凍した状態でいただき、
原液に近いハイターに浸すだけで簡単にできました。
ウニだけでも進化の教材に十分なるのですが、
もう数種類そろえて話を深めたいところです。


手羽先は通常の調理。
一晩、お醤油等につけておいて、朝からグツグツ煮込みました。
スチーム料理にすると、よりお肉プルンプルンでサクサク取り除くことができるそうなんですが、
唐揚げよりは軟骨のつき方などもよく観察できます。
こちらはヒトの骨と比較して相同器官について理解を深めます。

写真アップしただけで、なんだかおなかが空いてきた・・・・


授業導入

2012-04-15 14:54:55 | 生物教育に関すること
生物基礎の導入に生物史を取り入れてみました。
アリストテレスに始まり、
リンネにつながるナチュラルヒストリーの全盛を大雑把に説明した後、
生物学が成立する19Cの細胞説、進化論の流れをざっくり。
研究の流れではなく時代背景とニーズをざっくり。
1970年以降の工学的な発展もざっくり。

ざっくりでも何となく手応え。
位置づけとして何か支援できそう。
教材としてパワーアップしたいなと思いますが、
とりあえず娘たちとお昼寝。

来週に備えます。


浸透圧説明アイテム♪・・・失敗

2010-04-27 22:05:23 | 生物教育に関すること
細胞膜の半透性を再現!!のはずが・・・。

水分子は、やはり水色の方がしっくりきます。

しかも溶質を水色にして数もすくないので、

ただ静電気による発泡スチロールの球の動きが面白い♪で終わってしまいそうです。


このアイテムは8年ほど前、高校で教えていたときに、
非常勤の方がつくって見せてくれました。

つい最近、都生研のHPのリンク先でも同じものを発見、
懐かしくて作ってみましたが、何か違うものが・・・・。


やはり色は大事です。

浸透圧説明アイテム♪その1

2010-04-22 12:13:54 | 生物教育に関すること
長女&二女が同時に発熱、初欠勤です。

今のところ?仲の良い二人、同時に寝てくれたので、家にあるものでとりあえず作ってみました。


<材料>
ポーラのミネラルウォーターのペットボトル×2
ラッピング用セロハン
水道水
作りすぎたコーヒー
グルー

<道具>
カッター
グルーガン(100均で購入)


液体を入れて2h程経ちましたが、
変化したようなしないような・・・。
このままとても演示に利用はできません

<検討>
セロハンの種類
水面の改良→ストローを差す等
色がわかる液体の種類


ペットボトルとグルーで、
液体が漏れない容器ができることだけ
確認できました。