小数点第3位までぐらいの電子天秤があるとできる実習です。
LEGOブロックを原子に見立てて分子を作ります。
元の論文はこちら
http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/ed100113f
(ブロックではなくクリップで測定しています。)
小数点第3位までぐらいの電子天秤があるとできる実習です。
LEGOブロックを原子に見立てて分子を作ります。
元の論文はこちら
http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/ed100113f
(ブロックではなくクリップで測定しています。)
3学期がはじまりようやく1週間が終わりました。
4日間しかないのに長かった・・・
生徒以上に正月ボケです。
新年最初の授業は『いろいろな気体を発生させてみよう!!』
<MEMU>
A:ジャガイモ × オキシドール
B:ふくらし粉 × 希塩酸
C:チョーク × オキシドール
D:チョーク × 希塩酸
E:入浴剤 × 湯
酸素と二酸化炭素しか発生しないので気体は安心なのですが、溶液にふれて手をかゆがる生徒はチラホラいました
それにしても、Eでも喜んでくれる1年生ってかわいい
次の時間は座学&演示で、さあ、次はアンモニアの噴水だ~!!と気合を入れていたら、
ない・・・?
塩化アンモニウムは充分あることを確認していたのですが、ナント、
水酸化ナトリウムが全くない!!!
そんなことがあってよいのでしょうか・・・・?
なんて言っている場合でもないので、前日にビデオに切り替え、夜な夜なビデオ用ワークシートを作りました・・・。
で、
そのビデオの中で、二酸化炭素だけを集めたビンの中に火のついたろうそくを入れると、炎が消えてしまうシーンがあるのですが、このあたりは誤解せずに伝えるのは難しいなぁと改めて思いました。ビデオはもちろん嘘は言っていません。でも、『二酸化炭素は炎を消す力がある』と思っている子が多いだろうな・・・。そこまでこだわる必要もないのかもしれませんが・・・。
まだ4日しかたっていないのに、演示中にガラス管を割ってしまったり、水酸化ナトリウムだけでなくオキシドールまで切れていたり(自腹)など、ついていません。やはり今年が厄年だからでしょうか?
ということで、明日、西新井大師に厄除けに行きたいと思います
鉄と硫黄の化合実験の前後から、目やにが増えました・・・。
のども何だか痛くて・・・。
実験助手の集まりで指導課の先生から、
「硫黄粉末は絶対に吹いてはならない」
とご指導を頂き焦りました。だって自分でやっていたんですもの・・・。
【硫黄(S)】目及び呼吸器を刺激する。可燃性、酸化剤などと混合すると、加熱、衝撃、摩擦などによって着火することがある。密閉室内に微粉硫黄が充満すると粉塵爆発を起こす危険がある。
さび病やうどん粉病などに使用され殺菌作用を持つ。
粉末って薬包紙に残ると吹きたくなってしまいません?反省。
温度によって、溶解度が大きく変化するんだよ~を体感する実験です。
食塩は0℃の水でも60℃の水でもほとんど同じ量しか溶けません。が、ミョウバン(使用したのはカリミョウバン)の場合、
0℃ → 約10g(水100gあたり)
60℃ → 約60g(同じく)
と大きく変化するため、結晶つくりにふさわしい物質らしいのです。
<結晶作りで気づいたこと>
結晶の種となる小さなミョウバンの結晶はシャーレで作ると作りやすい。
ミョウバンの水溶液を加熱た後、ミョウバンの種をセットする時は、充分に温度が下がってから入れないと溶けてしまう。>>温度が高いと水溶液が飽和状態でない。
濃度等、それほど神経質にならなくてよい実験ですが、↑のような基本的なことでつまずいてしまうので、見当をつけることの大切さを感じました
生徒の自由研究のようだ・・・・・・