一般的な操作手順は、
固定→解離→染色→押しつぶしと進めますが、
とにかく先に染色してしまった方が、よく染まるよね~の1枚です。
ネギの種子を発根(発芽)後の根端を600倍で観察した様子です。
一般的な操作手順は、
固定→解離→染色→押しつぶしと進めますが、
とにかく先に染色してしまった方が、よく染まるよね~の1枚です。
ネギの種子を発根(発芽)後の根端を600倍で観察した様子です。
核と細胞壁を確認するには、この子以上の材料はないでしょう。
ペロッとめくって、酢酸オルセインを一滴。
8分待ってプレパラート作成。
だ腺染色体観察用に調整してあったメチルグリーン・ピロニン溶液を何となく滴下。
あまり意味ないかも。
高校生物基礎の予備実験もついでに。
5年以上前に採取したイシクラゲ。
今年も生き返る?からすごいよな、、、。
顕微鏡って、時間を区切らないと際限なくのぞいてしまう危険な機器です。
ただ、やはりプレパラート作りやピント合わせはスキルなので、
苦手意識を持って通り過ぎることも多々あります。
生物の基本単位を観察できるって、
まるいねー、四角いねーだけでなく、
ここまでたどり着いた歴史というか、ロマンを感じるのですが、
自分が初めて顕微鏡で細胞を見た時にそんなことを感じていたかというと、明らかに否。
多分、課題として能動的に細胞を認識しただけだったと思います。
基本構造が一緒ってすごい事だと思うんだけどな。
なのに多様なのがもっと不思議。
言語化すると、ありきたりな言葉しか出てこないから、
ただノルマ的に顕微鏡観察に取り組む学習者の再生産をしているのかも知れない、
そんなことを考えながら、
今日は、今年度最後の対面授業の準備をすすました。
葉緑体という細胞がある、という記述を多数、みかけて、
細胞の中に細胞小器官である葉緑体がある!を確認するために、
生物部の水槽からオオカナダモを拝借して顕微鏡観察。
い、いや、これはこれで楽しいけれど、目的の比較ができないでしょ。
そこで、専門店でオオカナダモを購入。
伝わるものが全く異なりますね。
細胞と葉緑体と葉緑素の違いを考えるきっかけになればと思い実施しました。
ただ、分散登校中の観察って、色々、厳しいですね。
従来からの脱却を迫られていることを、ひしひしと感じます。
校内で採取した梅、夏みかん、杏子から酵母起こしを試みました。
この時期であれば、煮沸消毒した瓶に、
果実とペットボトルの水を入れるだけで放置。
5日ほどで酵母液は完成しました。
杏子のみ成功、初挑戦で酵母を増やすことができました。
成功するか否かは、もちろん、果実選びにかかっていると思うのですが、
瓶のサイズと水の量の影響も大きいのかも。
検索すればすぐにヒットしそうですが、検証してみます。
何もなければ、月に1回は国立科学博物館に足を運びます。
残念ながらこのような状況。休館からの再開への見通しは立っていないようです。
休館でも様々な発信があるようで、
この映像もその一つ、
https://www.youtube.com/watch?v=cz2ekyf2yu8
おぉ、虫こぶ。
名前の付け方がしシステマティック。
でも、身近な虫こぶと言われても、なぁ、と思っていたところ、
Oh!
本当にいました。
何回も通り過ぎた光景でも、
予備知識が少し増えるだけで、見える世界が違うんだなぁ、をプチ体感。
虫こぶに限らず、同じことが色々な分野で言えますね。
春の野草の観察、
中学1年の観察として定番です。
今年は休校の影響で、無理だろうな、、、、。
写真も豊富だし、まあいいか、、、
でも、実物がいいんだよなぁ、、、
いろいろとぼんやりと考えたあと、
何となく作ってみようと思ったドライフラワー。
グリセリンを使用する方法と、
シリカゲルを使用する方法を試してみました。
戸棚から引っ張り出してきたシリカゲル
あ、赤い、、、、。塩化コバルトが水分に反応しています。
レンジで2分
おー!! だいぶ水分が飛んだようです。
さらにレンジで2分
いい感じ。
冷まして容器に入れた後、
野草をいくつか忍ばせました。
1時間後には、
どこに忍ばせたか、一目瞭然!!
そして、なんでしょ、アートっぽい。
しばらくこのまま冷暗所で寝かせます。
数個を準備したところで、授業には活かせないだろうけれど、
保存のスキルは役に立つ!!と信じて修行します。
満足なものができそうだったら、
もっと大量にシリカゲルを購入してみます。
気付いたら、最後に更新してから1年近く経っていました。
コロナウイルス感染拡大地域に住んでいますが、
今のところ元気に過ごしております。
今年度は中学理科も担当予定、
となれば(?)、とりあえず、校庭を散策しました。
カタバミ、カラスノエンドウ、ナズナ等、
教科書の背表紙に記載されている草本たちは、
安定してご生育の様子。
確認することによって安心する心理は根深く、
授業者たるもの博学であり教授しなければならない、
そんな縛りがあるようです。
もちろん、知識は多い方が見え方が広がると思います。
で、実際には増えても広がっていないから、
嫌になってしまうんですね、自分自身を。
無意識に縛るのは、何だか損。
縛らないためのしかけ、が、しばらくテーマになりそうです。
そんなことを考えていたら、
明らかにがく片の違うタンポポを見つけました。
一番左は、がく片が反り返っていいるので、多分、セイヨウタンポポ。
右2つは、見事に張り付いているので、セイヨウタンポポではなさそう。
ただ提示して説明するだけでは、ふーん、で終わりそう。
ここからどんな問いが生成されるか?
その問いにどのようにアプローチするか?
これらを支援するのが私たちの役目であって、
また、自然発生するのを待つのは放任だと感じてしまう、
あぁ、いい塩梅って何だろう。
校庭に少し生えているだけで重宝するムラサキツユクサ
白いムラサキツユクサ。
名前に矛盾があるような気がして、中央のムラサキを強調するように撮影しました。
(昨年です)
単子葉・双子葉類の分類、
気孔の観察、
花粉管の伸長、と学年を超えて活躍します。
多年草のため(多分)、
どの場所に生えているか分かっていれば良いのですが、
異動した年度は、探そうにも、その時期を待つしかありません。
以前、同僚から校内にムラサキツユクサがないことを知った時、
新天地で根付く、ムラサキツユクサ
前任校でからいただいて、植えていました。
当然、植えた後は放置していましたが、
2年後、観察のために採取した時には、
たくましく(?)増えていました。
何がどこで芽をだすか。
重要な引継ぎ事項だと思うのですが、
最近は、ムラサキツユクサも宅配の時代。
山野草:ムラサキツユクサ 3色各2ポット6ポットセット【紫桜館山の花屋】
画像も動画も豊富な今日、
実物を観察することの意味を考えさせられるなぁ。
某ミーティングの前に、
国立科学博物館の特別展に行ってきました。
http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2018/konchu/index.html
ちょうど2学期にはいってから、
中2理科「動物の分類」で無脊椎動物を分類しているところ。
これだけ大きいと、
「頭」「胸」「腹」が嫌ほど分かります。
足に節で「節足動物」
節が嫌ほどわかります。
見ているだけで痒くなりそうな、蚊。
口の形状と虫刺されの瞬間が、嫌ほどつたわります。
拡大すると、ザ・複眼で見つめられているようです。
模型っていいですね。
大きくしているから特徴が伝わりやすい、
本物ではないから動かなくて虫嫌い派には安心。
Gっだって、異様な輝きを放っていました。