日々のできごと。生物準備室より

理科教育、生物教育に関して考えたことをぼちぼち更新。たまに授業実践報告をします。

簡単!!レプリカ作成

2014-02-07 18:47:19 | 中学理科2分野(地学)



小学生対象のワークショップで使った型です。
三葉虫とアンモナイトのレプリカを石膏を流して作りました。

「おゆまる」は名前の通り、お湯で柔らかくなり冷めると固まります。
簡単に型取りできるのでおススメです。


ヒノデワシ おゆまる 単色 OO-250B 青
クリエーター情報なし
ヒノデワシ

子曰、由、誨女知之乎、知之爲知之、不知爲不知、是知也。

2010-03-09 02:03:14 | 中学理科2分野(地学)
先週末はアクティブ・ブレインの講座に参加してきました。

とても有意義な2日間でした。体験記は後ほどとして・・・。



講座のなかで、

さそり座のアンタレスが1等星というのがどうもしっくりこなくて、
恐れ多くも講師のアキコ先生に「1等星でないのでは・・・?」と
余計なことを申し上げてしまいました。


・・・1等星です、はい。


色に関しては授業で触れなくて良いことになっています。

「表面温度が高い(白い)」→「明るい星」
「表面温度が低い(赤い)」→「暗い星」

この程度の知識しかなかったのですが、約9割がこれにあてはまります。

絶対等級とスペクトルの関係を表したHR図のなかで、主系列星と呼ばれる部分です。



アンタレスのように「赤いのに明るい星」は

表面温度が低い分、一定の面積あたりの放射エネルギー量は小さい。でも、星そのものが巨大であれは全体の放射量は大きくなるので「明るい星」になるのです。


指導上、あまり触れなくていい部分だったので、
授業で間違ったことを教えてはいませんが、赤々とアンタレスが光るさそり座のイメージが頭にあったら、主系列星以外を考えたかも知れません。


アキコ先生にもお調べいただいて・・・お手数おかけしました。
自分の浅はかさを知りました


ちなみに、HR図は
国立天文台岡山天体物理観測所のサイト



演示も難しい天体の説明

2009-11-29 18:19:32 | 中学理科2分野(地学)
あさよる、なつふゆちきゅうはまわる (かこさとしの自然のしくみ地球のちからえほん)
かこ さとし
農山漁村文化協会

このアイテムの詳細を見る



「なるほど」と小1の息子が連発して読んでいた本です。

昨年から「夜になるとなんで暗くなるの?」

「冬はなんで寒いの?」と聞くようになり、

中途半端に説明したり、

「寒い季節を冬と呼ぶの」とよくわからない返答をしたり・・・。


写真は全くなしでイラストとひらがなだけで話が進みます。

息子が理解したかどうかは分かりませんが、

この手の本を活用はアリかも

効率よく「太陽の通り道」

2009-10-08 10:05:25 | 中学理科2分野(地学)
科学の祭典のあるブースでいただいたものです。

太陽の通り道、
それは透明半球の確保から始まります。
前年度の担当者がキレイにしてくれていれば問題ないのですが・・・。
いずれにせよ、油性マジックを消す作業は時間を要します。

そんな悩みを写真のキットは見事にクリア!!
組み立てていませんが、
既に計算され記入された目盛りをもとに、
影の長さで太陽の高度が分かるのです!!

なんと言うことでしょう
(ビフォアーアフター風に)

tanθの計算だけですが、全く思いつきませんでした。
宝仙学園小学校のサイトからダウンロードもできるというお話でした。

もう一つ勉強になったことが方角合わせの工夫です。
各自にミニ方位磁針を渡してもなかなか正確にならない現実、
小学生はどうしているのかお聞きしたところ・・・。

一本の長く貼られたテープに一列に並び測定する小学生の写真が!!
テープに沿って測定用紙を置けば方位が正しくなるのです。

学校によって方角は違うので、
測定する場所により印刷する向きを変えればいいんですね。
校舎によっては東西南北を向いているとは限らないので・・・。

冬休みに一回測定しておけば、
来年の夏休み自由研究になるかな、長男の

意外と器具・教材がありました!地学実験

2007-02-23 04:58:00 | 中学理科2分野(地学)
実験室&準備室を探し回りました!!

でてくるものですね、いろいろと。
ちなみにこんなものを使用しました。

<天気>
乾湿計(24個)・ステンレスのコップ(24個)・アネロイド気圧計(1つ)・注射器&びんの雲作りセット(6つ)・暖気・寒気の移り変わり演示用(1つ)

<地層>
一般的な市内の地層(掲示物)(1つ)・校舎増設時のボーリング資料(8セット)・火成岩セット・堆積岩セット・化石らしきもの・岩石プレパラート(4枚)・偏光顕微鏡(24台)

今年度は何とか乗り切れそうです

断層をつくろう!

2007-02-21 09:47:42 | 中学理科2分野(地学)
初任研で同じ初任者に教わった実験。MDケース内で土や砂で層をつくり、MDカバーを中心にずらします。

予備実験では写真のように「しゅう曲」ですが、班実験では3分の一が「断層」になっていました。

地学分野に入りました~

2007-01-24 20:09:41 | 中学理科2分野(地学)
1年は2章大地の変化に入りました。
とりあえず火山の噴火物の種類と観察。
火山れき、溶岩、軽石の3種類ですが、喜んで見ていました。

2年は天気。
気象観測の基本として、乾湿計の読み方。
職場体験の打ち合わせを控え、教える方も教わる方も落ち着きがありませんでした。

地学分野は嫌いではないのですが、どう工夫したらよいかイマイチよく分かりません。また、地学専攻の方が同じ学校にいたのは一回だけです。(しかもその方は実験を何もしなかった)
新たに開拓しなければいけない分野のトップなのですが、気力が・・・
道具も探さなくては・・・・・・。

ブラボー!!偏光顕微鏡

2006-03-07 16:01:51 | 中学理科2分野(地学)
今朝、前任の実験助手N先生が、数日前に借りていった偏光板セットを返却に来られました。受け取って、はて??これは何者でしょう  

 今まで私は、岩石プレパラートの観察で、偏光拡大鏡でしか使ったことがありませんでした。光学顕微鏡を持ってきてとりあえず設置できそうなところにおいてみると・・・・!!おおすばらしい!!接眼レンズの上に置いたフィルムケースを回転させると、鉱物の見え方に変化がありました!!また、岩石プレパラートの下に置いた偏光板を回転させても同様に変化しました。本物?の偏光顕微鏡は、2枚のレンズの内側に偏光板が入っているそうですね。しくみについて調べてみましたが、鉱物によって、平交ニコルと直交ニコルがどうしたこうした・・・よく分かりませんでした。が、とりあえず、

鉱物によって光の通し方が違い見え方が異なる

事だけわかっていればとりあえず良いでしょうか・・・?
(よく見たら教科書にも出てませんね。

露点の測定

2006-02-28 10:01:31 | 中学理科2分野(地学)
曇ったかどうかを判断するセロハンテープの代わりに、

[1]黒いビニルテープをはる
[2]洗剤をぬる

をやってみました。 [1]は色が変色するので判断に効果あり。[2]は洗剤を拭き取った跡が汚らしく浮かび上がるので測定可能です。 でもやはり、透明セロハンテープが一番いいかな・・・。

 ちなみに、温度が下がらなくてイライラして、一気に氷を直に入れたら、当然水面付近だけ曇りました。加熱同様、均一が大切
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