日々のできごと。生物準備室より

理科教育、生物教育に関して考えたことをぼちぼち更新。たまに授業実践報告をします。

男子は意外に器用!? アブラナの花のつくり

2007-05-31 04:47:08 | 中学理科2分野(生物)
アブラナ(花)の模型作りです。

材料はペーパーフラワーのものです。
ちゃんとめしべやおしべ、がくもあり、中心から作っていきます。花弁やがくの形など、よく観察しないとペーパーをカットできないので注意して観察するようです。

写真は、出来上がったものをクラス毎にまとめて一個体としたものです。(ついでにつぼみや果実もつけてみました)

共学クラスでは初めての試みだったので心配でしたが、45分短縮授業でも充分できました

実技試験(電流計・電圧計)

2007-05-29 04:53:03 | 中学理科1分野(物理)
中間テスト前に実技試験を行いました。
内容は、

豆電球2個の直列回路の電流&電圧を測定
回路の種類は6種類(測定器の位置が違う①~⑥の回路がありその場で何番を作るか分かる)
制限時間は4分間(値を読むのは別)
評価ポイントは1)回路が正しいか。2)電流の測定 3)電圧の測定
同時に3人実施(別の回路なのでのぞいてもNG)


40人弱クラスで2コマで終了。やって良かったと思うことは、

かなり最初の授業で予告することによって、実験が人任せになりにくい。
観点別評価に直結。(成績処理しやすい、生徒も納得しやすい)
待ち時間はテスト対策

来年2年生を担当したら、レベルに合わせて並列回路も混ぜたいと思います。

た~らこ~ぉぉた~らこぉぉ~たっぷり気孔ぉぉぉ(顕微鏡写真)

2007-05-24 21:05:09 | 中学理科2分野(生物)
キャノンのEOSキスデジで撮った、たらこじゃない気孔。 画素数が大きいので、拡大も耐えられる

images孔辺細胞までみえるわ

買ってよかった!!
(おおっと、買ってもらったんだった

つい言い間違える、ムラサキツユクサ

2007-05-23 21:16:32 | 中学理科2分野(生物)
昨年、(勝手に)植え付けたムラサキツユクサが花を咲かせました。ちょうど気孔を観察するのに適した時期です。ツユクサはもう少し時期が遅れるようで、まだ葉もでていません。

今日は1年生2クラスで気孔の観察を行いました。表皮はカミソリで四角く切り取り、ピンセットではがすよりも、柄付き針で葉に平行に差込み、浮かばせる方がきれいに取れることが分かりました。昨年よりこの部分で時間短縮です。

あと、初めて光学顕微鏡の接眼レンズを通してデジカメで写真をとりました。結構キレイに写るものですね残念ながらケーブルを持ち帰り忘れたのでアップできませんが

そういえば、今年もツユクサとムラサキツユクサを間違えて言ってしまいました。一度記憶したものをなかなか変更できません・・・。嫌だなあ・・・。

採点の効率

2007-05-23 03:03:04 | その他
中間テストが終わりました。
思い切って解答欄の形式を変えてみました。以前、
images

を見たとき感動したのですが、真似してみました。

ただ、印刷機にかけるのは怖かったので、普通に左よりにしただけです。

それでも
①縦の動きで丸が付けやすい。
②模範解答を真横において確認できる。
③集計しやすい。

兎に角、眼の動きが楽です。



・・・歳とったなぁ、この感想。

少しぐらい不便でも・・・。

2007-05-22 04:30:11 | その他
電流には向きがあることを確かめる実験。

オルゴールと発光ダイオードと共に、マブチモーターも活躍しました。

ただ、プロペラがありません。
昨年はセロハンテープを巻きつけましたが、あまり効果がなく改善。2色のモールを羽代わりにしました1色のプロペラより、回り方は分かりやすいですよ~


たまに飛んでいて楽しいし(本質ではないケド)

授業プリント作成

2007-05-20 05:09:52 | その他
理科の時間数が標準の週3コマということもあって、毎時間プリントのみですすめています。(ノートはありません。)私立に勤務していた時は週4コマあったのですが、先取りで次学年分まで進めなければならなかったので同じくプリントですすめていました。作成方法もいろいろと変えてきましたが、現在、意識していることは次のようなことです。

<内容面>
1コマにつきプリント1枚。その日の授業の流れが分かるようにする。
毎時間回収して、観点別に評価できるようにする。(実際には2/3を回収)
不都合がない限り教科書の項目順ですすめる。そのプリントが教科書のどこに相当するのかページ数を入れる。(復習しやすいように) ( 問題集の相当ページも入れた方がいいのかしら?)
その時間のめあてを一番上に書く。

<レイアウト面>
ファイルにはさむことを前提にする。(余白調整)
ナンバリングをして整理しやすいようにする。
図はできる限り読み込む。

いろいろな方の授業プリントを真似して今はこの形ですが、進化し続けたいと思います